近年amazonで海外メーカーのナイフがとんでもない値段で売られている

有名なのは「コロンビアナイフ」というメーカー。

なんと驚きの１，０００円代で様々な形状のナイフを買うことが出来る・・・

『その値段じゃどうせ使い物にならないんだろ？』

・・・と、思いきや商品レビューやyoutubeで実際に買った人の動画を見る限りそうでもないらしい・・・嘘だろ？

だったら自分で買って検証してみりゃいーじゃん

・・・ってことで即購入したのでレビューしていくぞい！！

MOSSY OAK MOSSY OAK ナイフ シースナイフ サバイバルナイフ

今回購入したのは「MOSSY OAK」というブランドのナイフ。

MOSSY OAK ナイフ シースナイフ サバイバルナイフ フルタング構造 全長225mm 天然ウッドハンドル アウトドア 登山 地震防災 キャンプ 家庭用 狩猟 バーベキュー 山歩き 【ケース付き】

全長： 22.5cm、刃体長さ：10cm

amazon表記では重さ２０ｇとあるが、計量してみたらシース込みで２４０ｇ、ナイフ本体が194ｇだった。

MOSSY OAK と言えば「リアルツリー系カモフラ」のアパレルで有名かな？

（中田商店とか入り浸ってた俺の中では）

そっちを知らない人にはamazonで格安ナイフ売ってるブランドってイメージなのかも・・・ｗ

もう一つ「コロンビアナイフ」ってブランドもあるが今回はMOSSY OAKのものだけを購入。

ナイフごとにきちんと専用パッケージがある模様、細長いダンボールケースに収納されている。

開封するとこんな感じ。

パッキンとシリカゲルで丁寧に梱包されている。

パッケージ内部にはMOSSY OAK のチラシと「購入アザース」的なカードが封入。

そして本命のナイフは「例のカッチョイイシース」に入った状態だ！

正直この値段でこのレベルのシースが付いてくるって本当にわけわからんなｗ

ナイフはこの通りフルタングナイフだ

刃厚もそこそこなのである程度のバトニングにも耐えるかな？

まあ俺は薪割りは鉈使ってナイフに無理はさせない派なんだけどね

ブレードにもMOSSY OAKのロゴ有り。

MOSSY OAKに悪いイメージが無い俺には問題ないけど

「MOSSY OAKってamazonの安いナイフのブランドでしょ？」

って思ってる人に見られると微妙かもｗｗ

コレに関しては例の「コロンビアナイフ」も全て刻印があるのでamazon格安ナイフ持ちに常に付き纏う問題か・・・まーそんなん気にする人は格安ナイフ買わないっしょ！

さて、最初から刃付けはされているが箱出し状態では切れ味が微妙とよく聞くのでちょっと使って実験してみましょう。

2千円以下の格安シースナイフは使い物になるのか？

BushCraft的な使い方を想定して木の枝の皮剥きをしてみた

最初は「ちょっと切れ味微妙か・・？」と感じたが、数分使っているとこのナイフの力の入れ方がなんとなくわかってくるのでサクサクと削れるようになった。

とは言っても箱出しの状態で素晴らしい切れ味のナイフかと言われればそうでもないと言えるだろう。

俺はナイフマニアでは無いし、今まで買ったナイフは数本で本格的な刃物を所有していないのでなんとも言えないところはあるんだけどね！

上等でしっかりと刃付けがされたナイフを所有している玄人からすれば

「なんだぁ～この玩具はぁ！？」

なんて感じるのかもしれないが個人的には「普通に使える」と思った。

ナイフマニアでも玄人でもない俺にとっては十分使えるんだよね

なんつーのかな、例えば釣りってクッソ安い千円代の延べ竿もあれば数万するDAIWAとかの一流メーカーがあるじゃないすか？

でもそこらへんでエサ釣りするなら千円の延べ竿で普通に釣れちゃうんですよね

このナイフもそんな感じなんじゃないかな？

っつーか値段がホムセンで買える包丁以下なんでキャンプ用の調理ナイフにしちゃっても問題ないと思うｗ

（でもウッドハンドルに本格シース付きだから千円の延べ竿と比較はおかしいなｗ）

それともう一ついいと思ったのが「刃の形状」。

クリップポイントのサバイバルナイフやタクティカルナイフのように攻撃的じゃないし、木のハンドルも風合いがあって温かみがあるんだよね

これって意外と重要でキャンプ場とかで持ち歩く時も「ヤバイ人感」を出さないために必要なところだと思う。

また、この手のナイフは価格が抑えられた中国産のステンレス刃物鋼（3CR13）が使われているそうだが刃持ちが悪い替わりに刃付けがしやすいとか（柔らかめのステンレス鋼）。

つまりナイフシャープニングの入門にも良いのではないだろうか？

なんにしても一切損した気分が無い、こんなに安い価格で得した気持ちの買い物は久しぶりだ。

例えるならワークマンで「安かろう良かろう製品」を買った時のような気分だな

今回紹介したナイフが売り切れになっている事がよくあるのでMOSSY OAKから出ている同等製品を紹介しておく。

MOSSY OAK シースナイフ サバイバルナイフ フルタング構造 天然ウッドハンドル アウトドア 登山 地震防災 キャンプ 家庭用 狩猟 バーベキュー 山歩き 【皮ケース付き】

こちらが同じメ―カーで同価格のフルタング構造のシースナイフ。

刃はクリップポイントでボウイナイフ気味だが好みがこっちの人も居ると思う、ナイフ鋼材も同じく3CR13。

レビューにものすごく臭いと書かれているが少なくとも同じMOSSY OAKのナイフを2つ買った時点でそのような事は一切無かった。

MOSSY OAK 3本組 折りたたみナイフ フォールディングナイフ

MOSSY OAK 3本組 折りたたみナイフ フォールディングナイフ サバイバル 木製ハンドル 切れ味良い

こちらもamazonで帰るMOSSYOAK のナイフ。

なんとフォールディングナイフの三本セット！！！

サイズは

大：全長約24cm、刃体長さ：10cm

中：全長約20cm、刃体長さ：8cm、

小：全長約17cm、刃体長さ：7cm

重さを図ってみると

大：196ｇ　中：129ｇ　小：98ｇ

だった・・・ってことは一番大きいやつはフルタングのシースナイフより重いな！

そんで値段がさっきのフルタングナイフと一緒！2千円しないってねｗｗ

（価格は2019年6月の時点です）

実はなるべく小さくて折りたたみができる「肥後守くらいのナイフ」が欲しくかったんだよね・・・んで検索してたら

３本セットで2千円以下の商品見つけちゃったわけ！そりゃ買うわｗｗｗ

↑これ3本で2千円以下ですよ！？わけわかんねーな！

コレ買って欲しいサイズだけ残して、余ってるやつは友人にプレゼント・・・なんて事もできちゃうよね

２千円以下のフォールディングナイフはまともに使える刃物なのか？

ちょっとダンボールに切り込み入れてみた

一番左が以前から所有しているSOGのタクティカルナイフ、真ん中が今回購入のフルタングのシースナイフ、そして一番右が3本セットのフォールディングナイフの一番大きなサイズで切ったもの。

ダンボールが切れたら使える刃物か？と言われると微妙だがとりあえず箱出しの時点ではフォールディングナイフの切れ味が一番良い。

（ってかSOGのナイフ切れ味落ち過ぎだな・・・研がないと！）

まあナイフは「切れ味」が良い以外にも重要な部分が沢山あるけど・・・切れ味をとにかく求めるならカッターナイフが一番と言われるしね。

それでもフォールディングナイフでタフな作業やバトニングなんてしないから切れ味が良ければとりあえず使えるナイフって言えると思う。

中くらいのサイズと小サイズもペーパーテストしたが普通にサクサクと切れる。

箱出し状態の切れ味だけなら間違いなく優秀だな

ちなみに大中小どれにも固定用クリップが付いているがドライバーで簡単に外すことが出来る仕様だ

こんなもんいらねぇ！って人や自分でケースを作りたい人はとっ外す事も出来る親切設計である

amazon格安ナイフ「MOSSY OAK 」まとめ

はっきり言って超満足している。

『俺は本物のナイフしか買わねえ！カスタムナイフメーカーの高品質ナイフか鍛造ナイフ以外は持たねえ！』

ってポリシーでもあるなら別だが、そうでもないし使えればいいよってタイプの人でナイフ１，２本欲しいな～って思うなら迷わず買っちゃっていいよ。

シースナイフの方は安物って言っても腐ってもステンレス刃物鋼で作られてるフルタングナイフだから異常な使い方でもしない限りそう簡単に破損なんてしないからね

ナイフシャープニングの練習にもなるし初めての一本にマジでオススメするわ。

え？最初の一本こそ数万するやつを買えって？

安くてそこそこ使えるやつを使い倒して自分でメンテナンスを覚えてから高いナイフ買ったほうがいいに決まってるじゃん！ｗ