せっかくの休日ですから、楽しみませんか?

1分でできる!超簡易型のプロジェクタースタンドを作った!

 

プロジェクターの設置は”高さ”が必要

 

最近プロジェクターで映像やパソコン画面を見るのにハマっているのだが、ある程度プロジェクターを使っていくとちょっと面倒な点があることに気づいた。

 

それはプロジェクターを設置する高さを確保する作業である。

 

プロジェクターをキレイに投影するためには最適な高さに本体を設置しなければいけません。

 

筆者は知人の家にプロジェクターを運んでちょっとした上映会をしたり現場で会議資料を投影したりすることもありますが、そのたびに机を寄せて少年漫画雑誌のような厚みのある本を積み上げたりして高さを調整するハメになり、状況によっては最適な高さを得られない場合もあってソコソコストレスになるのだ。

 

決まったオフィスでしか使わないのであれば天吊りで固定しておけばいいが、自宅や出先で使うたびに設置するスタイルだと毎回どうしてもこの問題に悩まされていた。

 

そんな不満を解消すべくいろいろとグッズを漁っていくと、カメラ用の三脚にテーブルを取り付けてプロジェクター台にするアイテムを発見した!

↓ちなみにこんな感じのやつね。

 

 

う~ん・・・

 

ぶっちゃけ高くね?

 

ただ三脚に取り付ける穴が開いたちょっと丈夫な板が2,000円て、これはもうボられてるも同然だと思っちゃったのです。

 

ネットでも同じような感想を持っている人がソコソコいるようで、自作で置台を作ったという方もチラホラいるようです。

 

やはりここは自分としてももなんとかして低価格で、しかももっとカンタンに自作できないものか……

 

そんなことを考えながら近所のDCM系列のホームセンターをウロウロしていたら、なんとなく「これでイケそうじゃね?」というものを思いついたので今回紹介してみます。

 

もしプロジェクターの置き場に困ってる方々がいたら参考にしてみてもいいかなーって思います。

 

まず材料を揃える

 

後から気づいたんですが、今回の工作ではネジのサイズは必ずしも1/4インチである必要はなかったです。

 

たまたま知識として「カメラの三脚固定用のネジは1/4インチネジ」というのがあったのでそれを選んでしまいましたが、別にM6ネジでも構いません。

 

 

今回はホームセンターでも気軽に購入できる1/4インチネジのボルトナットワッシャーセットを買いました。100円。

 

そしてプロジェクターをある程度支えられる板状のもの・・・ということで一番小さいサイズのバーベキュー用の金網も買いました。168円。

 

さあ、これで材料が揃いました。

 

 

・適当な三脚(雲台が外せる奴だとラク)今回はVelbonのCX-444。

・1/4インチネジセット

・DCMブランドの金網(25cm四方)(別になんでもいい)

・果物についてたメッシュ状の緩衝材2つ(これも同じような厚みであればなんでもいい)

 

準備はこれだけです。

 

作業内容

 

まずは三脚の雲台をいじりました。

 

 

もともと三脚についていたネジはカメラ固定用なので突き出ているところがかなり短いです。

 

このまま金網を乗せるとネジの出っ張りが厚みに負けてボルトとワッシャーで固定できないので、ネジごと引っこ抜いて差し替えました。

(もともと三脚のネジを長く調整できる場合はこの作業をする必要はありません)

 

 

あとは金網をのせます。だいたい真ん中くらいだと思ったらネジセットに入ってたワッシャーとボルトで固定。

あんまり固く締めすぎると片付ける時に面倒くさくなるので、金網が動かなくなるくらいの感じでいいと思います。

 

 

こんな感じになりました。

 

このままプロジェクターをのせてみます。

 

 

のせるプロジェクターの形状にもよりますが、だいたいの場合はネジの出っ張りが高くなってプロジェクターが不安定になると思います。

 

これを解消するために高さを調整できるものを敷いてあげます。

 

 

というわけでそこらへんにあった果物の緩衝材を敷いて高くしてみました。

こんなんじゃなくても木片やプラスチック片など同じ高さの細長いものが2つあればそちらで代用してください。

 

 

完成で~す。

 

作ってみた感想

 

もっと安定感を出すためには硬質アクリル板や2重にしたベニヤ板の中央を穴あき加工したほうがいいでしょう。

 

金網だと曲がりこそしないものの、プロジェクターを乗せると少ししなる感覚はあります。

 

しかし、金網は最初からメッシュ状になっているので穴をあける手間もなくカンタンにナットで固定できるところが最大の強みです。板に穴をあける作業は思った以上に大変ですからね!

 

これにより超速で組み立てができて、しかも一定の安定感を得ることができます。

 

大型のプロジェクターはさすがに無理ですが、今回のような比較的軽量なホームプロジェクター(画像のヤツは約1.7kg)程度なら十分実用に耐えてくれます。

 

不意の落下が心配な方は滑り止めシートや耐震ジェル的なもので補ってあげるとより安定感が増しますよ!

 

三脚さえあればすぐにできるのでお試しあれ。

この記事を書いた人

samacon
samacon
こんにちは、samaconです。
主に【旅行・鉄道・料理・デジモノレビュー】中心に記事かいてます。
【生年月日】昭和の終わり
【在住地】田舎(千葉)
【これまで】大学卒業後サラリーマンとして電気屋へ就職。そこそこ楽しかったが休みがなさ過ぎて精神的に脂肪していたところで退職してフリー化。
【趣味嗜好】
・鉄道⇒最終的には全線完乗が目標。
・ギター⇒結婚式の余興レベルならなんとか。
・草野球⇒人足りなかったら喜んで行きます。
・デジモノ収集⇒最近はメルカリで断捨離しまくってます。持ってても仕方ないのでね……。

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