30歳からの昆虫採集。地元でカブトムシ捕獲に挑戦してみた

※こちらの記事内には昆虫が沢山出てきますので「虫ダメですぅ～」とか言う軟弱なcity boyにはミルクがお似合～イダゼ、GO home!⇒yahoo kids

僕の世代（３０代）は虫嫌いの大人が多い。

「子供の頃は平気だったんだけど気づいたら触れなくなってたわ～」

なんてよく聞きません？まあ一言で言うと無駄に知識ついたからなんですけどね。

ってことで今でも虫とか爬虫類が好きな自分はこの歳（30ちょい）になって昆虫採集に挑戦してみました！昆虫採集って言ったらカブトムシとかクワガタだろ！？

しかし思い立ったのがすでに７月下旬でした、ネットで調べるとクワガタよりカブトムシのシーズンに入ってるそうなのでカブトムシを狙うことに決定です。

地元のカブトムシが居そうな場所を地図で探す

ここでは地元でカブトムシを探す方法を書きます。

「その辺の森みたいな木の多い公園いけばいるんじゃね～！？」

なんて安易な事をしてはいけません。はっきりいいますが出会うことすらできません、小学生でも知ってます。

そもそも野生動物の観察や捕獲などは対象の生き物が「ここに居る」という確信が持ててなければ探しに行くだけ無駄です。

カブトムシの場合は勿論木が多い場所、まず自分の家の近くで探す場合今は便利な方法があります。

こんな感じにgooglemapで自分の家の近くを見て航空写真に切り替えてみます・・すると森っぽい場所がひと目でわかりますね。

（超都会だったら住宅とかビルしかないかもしれんが・・・）

これを参考に「ああ、そう言えばあそこに木の多い場所があったな」なんて思い出してもいいですし思い出せなくても目星を付けて通ってみてください。当てずっぽうで行くよりだいぶマシです。

後は現地に下見に行き「カブトムシがいる木」を探します。ここからは自分が探したときの情報を交えて紹介しますね

カブトムシが採れるのはクヌギやコナラの木！

木がいっぱいあると言っても桜並木だとか杉林に言ってもカブトムシなんていやしません。そんな所で探してるのはただのアホウか痴呆老人です。

ではどんな木に居るかというと、代表するのが「クヌギ、コナラ」です。

※実際には他にもカブトムシやクワガタが集まる気はありますが、あくまでも公園に生えていて集まりやすい木の代表格として紹介しています

クヌギの木はこんな感じの見た目です、樹皮はゴツゴツとした感じで葉はやや光沢があって長くてすこしトゲトゲした感じです

こんな葉っぱです。

僕の目星をつけた公園にはクヌギが沢山生えていたのあとはその中から「樹液が滲み出ている木」を見つけます。

クヌギがある公園でも綺麗すぎて傷がなかったりするとカブトムシはまったく寄ってきませんからね

さっそく探してみると

あった・・・ありました・・！！グチョグチョにヌレヌレの状態の樹液が滲み出ているクヌギ発見！！これは超憂慮物件じゃないでしょうか？

さらに裏に回ると

穴のような傷のある場所にもカブトムシや甲虫が好みそうな樹液が滲み出ています。すでに二匹の※シラホシハナムグリがランチタイムのようです。

※鉄腕DASHでもお馴染みの「ポリネーター」として優秀なコガネムシとかの一種です。普段は花の中に潜るようにして蜜をすっていることが多い昆虫です。

さらにこの場所がとんでもない超優良カブトムシ物件である証拠を目撃してしまいました！

居る（確信

動かぬ証拠ってやつですねぇ・・・ここまでわかりやすいカブトムシスポットも珍しいのでは・・・？自分がカブトムシ採集の初心者なんで知らないだけかな？

カブトムシの死骸まであるとなればここが確実に採集ポイントで間違いありませんね。よってその夜、この場所にカブトムシを探しに来ることに決定！

とりあえず保険・・・・一般的には※バナナトラップを使うようですが準備をしていないので途中で寄ったセリアの100円カブトムシゼリーを設置。この際、あえて樹液が滲み出ているクヌギではない他の木に置いてみました。

※バナナトラップとはバナナに焼酎、ドライイーストを混ぜて発酵させた酸っぱい感じのカブトムシがモウ我慢デキナイトラップのことです。

あとは夜に会おう！カブトムシ達よ！！

深夜にカブトムシの採集ポイントに行ってみよう

ってことで日中に目星を付けた（確信）カブトムシ採集ポイントに行きます、時間帯は一般的にPM10：00～AM4：00くらいの深夜から早朝の間が良いと言われます。

僕は夜の11時半頃に向かいました。

※注意：夜の採集は絶好の虫刺されロケーションです！なるべく長袖長ズボン、虫よけスプレー等で対策してから向かいましょう！

採集時に持参した道具一覧

・虫を入れる籠（僕は洗濯ネットでしたがｗ）

・虫除け対策、長袖の上着等

・虫をつかむ道具等（ピンセット、軍手、虫あみ、洗濯ネット）

・懐中電灯（オススメはヘッドライト）

こんな感じの装備でした、現地に付いてカブトムシが居るかドキドキです・・そして・・・例の樹液のクヌギに到着・・・！

めっちゃいるｗｗｗ

アホかよｗってくらいに思惑通り進みすぎて草。

ざっと見渡しただけでもカブトムシ雄×２、カブトムシ雌×３ってところです。クヌギの樹液パワーすげぇ・・・

▲今回のベストショットはコレ！！

セッ●●子孫繁栄・・・これでこの場所のカブト達も絶えることは無いと願いたいですね・・・！

ぶっちゃけこの周辺でヘッドライトを付けて写真を撮ったりしていたのですが・・・木の周りを飛び回るカブトムシと思われる重い羽音がひっきりなしに聞こえてきます・・どんだけいるんだよｗ

まぁ写真撮影もそこそこに本来の目的である採集と行きましょう。しかし僕は数日前にコクワガタの雌に指を思いっきり挟まれてから若干ビビリになっていたのでピンセットでトロトロと素人感丸出しで捕獲。

普通は虫かごを持ってくると思いますが、自作のヤモリを見つけた時に一時保管する洗濯ネット籠に入れて持ち帰りました（家にあったので）ちなみに雄雌のワンセットだけ採集。

あ、ちなみに日中に置いたカブトムシゼリーですが・・・

蟻が集っているだけでしたﾁｰﾝ

まあ目的のカブトムシはゲット出来たので早々に退散！！ヘッドライト付けてるといろんな虫が寄ってくるからね・・・

持ち帰ったカブトムシをセッティングしよう！

さぁ持ち帰ったカブトムシ達にハウスを提供しましょう

少し前からコクワガタを飼育していたのでマットや枯れ葉、餌用の木とかも余っていました。

早速雄のカブトムシを入れます、カップゼリーに気づいたのかすぐに餌ざらの木に登っていますね・・・

ん？なんかカブトムシの動きが激しいな・・ん・・・を？

この後、悲劇がおきました

「ヴヴヴヴウヴヴヴゥーン！！」

カブトムシが激しい羽音を立てて飛翔した！！

「うおっ！？」

ヘッドライトを付けている僕に向かって高速移動！！こうかはばつぐんだ！！あぁあ～～っとkamisiro選手ビビってスマホを落下させたぁあーーー！！

「ッヴヴヴウーーーヴーーーン！」

カブトムシは　もりに　かえっていった

「あ・・・・・？あ・・・・？」

逃げられた

結果：雌だけの寂しいカブトムシの籠が完成した。

畜生ッッ！！ぜってーリベンジする！！・・・今度はバナナトラップとかで挑戦してみようと思います・・多分！