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syamuの食品レビューで評価すべき3つのポイント

今からちょうど4年前の2014年8月11日。

「syamu(シャム)」と名乗るひとりの個性派ユーチューバーがオフ会を企画し、参加者0人という衝撃の結末で幕を下ろした「オフ会0人事件」が起きた日である。

オフ会の会場として指定された「泉南イオン(正式名:イオンモールりんくう泉南)」はsyamu好きの視聴者にとって聖地化されており、未だに多くの巡礼報告があげられている。

当時はまだ無名に近かったsyamuも、こうした投稿動画がニコニコ動画に転載されていくにつれてその独特の感性や内容、そしておもしろさ(滑稽さともいう)が評価され、非常に多くの再生回数とコメント数を稼ぐ一大コンテンツにまで成長していくことになった。

ここで彼についてこれ以上詳しく語ることは避けておくが、そんなsyamuの人気動画シリーズのひとつに「食品レビュー」というものがある。

その名の通り、syamuが市販の製品を実際に紹介したあと実食して点数をつけるというコーナーである。この発展形として複数の市販品を組み合わせて独自のメニュー(本人曰くオリジナルメニュー)を披露する「オリジナルメニュー編」もあるがそれはまたの機会に。

そんな食品レビュー動画だが、実際に視聴すると

  • 話のテンポ・段取りの悪さ
  • 絶望的なボキャブラリーセンスの無さ
  • 撮影する部屋の汚さ
  • 編集の不快さ
  • 常軌を逸した行動の数々…etc

などなど、食品レビューとしての出来は正直に言って最悪レベルな内容に仕上がっている。

最後に行う採点も「自分で食べてみておいしかったかどうか」という主観が非常に重視されたものになっており、客観的かつ公平な判断に基づいていないので、視聴者にとってみれば全く参考にならない。

こうして振り返ってみると「それはレビュー動画として視聴するに値しないだろ!」という指摘を受けてしまうことだろう。その点に関しては私も擁護のしようがない。

実際にニコニコ動画に転載されている動画にも「きたない」「はやくしろよ」「S特有のこだわり」などといった内容を批判するコメントばかりが寄せられている。

しかしそんなくだらない内容と思われる動画内にも、実は社会的にはもっと評価されてもおかしくない重要な要素がいくつかちりばめられていることに気が付いている人はほとんどいない。

そこで今回はsyamuの名誉にかけて、その評価ポイントの解説をしていきたいと思う。

syamuの食品レビューでもっと評価されるべきポイント

1.バーコードの紹介によって商品を視聴者に正確に伝えている

飲むヨーグルトを紹介するシーンの一幕。実際に「49722079」で検索すると一発で製品のページにたどりつくことができる。

syamuは食品レビューをする際に必ずパッケージの紹介を行う。

そしてパッケージに書かれている内容を逐一読み上げて紹介するので非常に動画のテンポが悪く、コメントでも「はやく食えよ」と煽られているのだが、そのパッケージ紹介の過程できちんとバーコードを紹介してくれるのである。

このバーコードの紹介は商品を正確に視聴者に伝えるためには非常に有効な手段であるといえる。

流通業界的には「JANコード」と呼ばれ、製品の正確な発注やピッキングに欠かせない超重要なものだ。

それもそのはず、1つの商品に与えられるバーコードは1種類しかないからである。

たとえ同じ商品名であっても内容量が違ったり製品の仕様が違うだけでバーコードは異なるものが与えられるので、syamuが食べたものと全く同じものを検索したり購入したい場合はバーコードの番号を利用すると一発で正確に見つけることができる。

バーコードを紹介するシーンでは冷やかしで「たすかる」とコメントされているが、見る人が見れば実際にものすごく助かる情報なのである。

まぁ欲しい人がいれば、の話だけど。

(余談ですが店舗に商品の在庫を問い合わせる場合、製品名や型番で伝えるよりも「JANコードわかるので伝えますね」と言うと喜ばれる。)

2.対馬編集で視聴者を飽きさせない工夫

対馬編集の一例

「対馬編集」とは「たいまへんしゅう」と読む。編集のエフェクトが「大麻による幻覚」を想起させる異常さを含んでいるのでそう呼ばれている。

実際には対馬は「つしま」と読むのが常識だが、syamu自身が「長崎対馬」を「ながさきたいま」と誤読したのですっかり定着してしまったのだ。

そんな対馬編集だが、食品レビューにもしばしば登場する。

syamuの食品レビュー動画はすべて一発撮りで、しかもカット編集もほとんどされていないため、言い間違いや言葉の詰まりなども多く非常に冗長である。

そのまま見続けていると同じ内容を何度も繰り返し述べていたり、無駄な雑談をダラダラ続けているので視聴に耐えない場面もあるのだが、合間合間にある対馬編集がいいアクセントになっており、視聴者の退屈度合いを下げるのに貢献している。

syamuは他人の動画に対し「おふざけが足りない」という独自の見解を述べていたわけだが、こうして自分の動画でおふざけを実践することで自分が理想とする動画編集を実際に具現化してみせたという点でも、口だけの男ではないということをアピールすることに成功している。

3.尺をかせげるトークテクニック

先ほどから散々言ってきたことではあるが、とにかくsyamuは話が長い。

コメントにも「お話が長いよー」と頻繁に書かれているが、同じ内容を延々としゃべらせたら右に出るものはいないのではないかというほどに話がループする。

普通の人なら「これからマクドナルドに行って期間限定のハンバーガーを買ってきます!さっきクーポンも貰ったので買ってきたら詳しくレビューしますね!」という1分もかからないような内容を伝えるのに、syamuはなんと17分かけて話したのである。

これはもはや才能と呼ぶほかない。たとえば「ハンバーガーを買いに行く報告を20分かけて話してください。」と言われたらほとんどの人は戸惑うことだろう。

がんばって話を伸ばそうとしてもすぐにネタが尽きてしまうだろうし、話すのが苦手な人なら言葉に詰まるか黙ってしまうに違いない。

しかしsyamuは同じ内容のループであるとはいえ、黙ってしまったり話すのをやめてしまうということは一切ない。

なぜならそこには「うまいこと長い時間しゃべり続けるテクニック」というものが存在しているからである。

一つは代名詞を使わないこと。

たとえば「とんかつマックバーガーとアボカドビーフバーガー」を「それ」とか「あれ」というような代名詞で省略せずに毎回「とんかつマックバーガーとアボカドビーフバーガー」という名称を使うことで、少々くどくなるものの尺を伸ばすことが可能になる。

もう一つは話題を戻すこと。

少し前に話した話題に急に立ち戻ることで、話の内容のループを自然に作り出すことができる。

このおかげで話全体の尺をかなり水増しすることができる。

これらのテクニックを複数の場面で使い続けることで単純な話題でも長時間しゃべり続けることができる。

もし会話を長時間続けなければならない場面に出くわしたらこれらsyamu直伝のテクニックのことを思い出してみて欲しい。

まとめ

散々罵倒され続けているsyamu動画であるが、実はすべての要素を否定するべきではないことがお分かりいただけたかと思う。

もちろん「これが30歳(収録時)男性の言動なのか……」と絶望を感じる場面も多いとは思うが、彼ならではの表現やテクニックには学ぶべき点も少なからずある。

ネット界から姿を消して久しいが、今年2018年1月にTwitterで久々にsyamu本人の動画がUPされて生存確認はされている。

その後も5月ごろに貝塚の駐車場で目撃されるなどされているものの、家の住所もバレてしまっているので相当警戒している模様。

syamuが復活するには彼自身が貝塚の地を離れないと難しいかもしれないなと感じさせる近況である。

それはさておき、独特のトークセンスと人生観を持っているsyamu。

これだけ人気になっている状態なので復活再デビューすれば当時のチャンネル登録者数の数百倍は軽く集められるだけの話題性がある。

もう一度ネット上で元気な姿を見てみたいものだ。

この記事を書いた人

samacon
samacon
こんにちは、samaconです。
主に【旅行・鉄道・料理・デジモノレビュー】中心に記事かいてます。
【生年月日】昭和の終わり
【在住地】田舎(千葉)
【これまで】大学卒業後サラリーマンとして電気屋へ就職。そこそこ楽しかったが休みがなさ過ぎて精神的に脂肪していたところで退職してフリー化。
【趣味嗜好】
・鉄道⇒最終的には全線完乗が目標。
・ギター⇒結婚式の余興レベルならなんとか。
・草野球⇒人足りなかったら喜んで行きます。
・デジモノ収集⇒最近は断捨離でバンバン売ったり捨てたりしてるけど

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