せっかくの休日ですから、楽しみませんか?

アマゾンで高評価のBluetoothヘッドホンは本当に高音質なのか試してみたー

 

「Bluetooth」は革新的だが・・・

私は外に出かける際はできるだけイヤホンを持ち歩くようにしている。(自転車で外出する際は持ち歩かないが。)

音楽を聴きながら散歩したり、電車に乗る時の暇つぶしに最適なのだが、どうしても気になる点がある。

それは「コードの存在」。

筆者は学生時代にちょうどMDが流行した世代なのだが、電車通学中にポータブルMDプレイヤーで音楽を聴いている時、他人とすれ違う際にコードが引っかかりイヤホンが外れたり危ない目にあったりした。

そしてそのリスクは音楽再生がMDからスマホに変わった今も同じく続いている。

朝の山手線など、あまりにも満員電車での混雑がひどい際はイヤホンをしまう時もある。

しかしMDとスマホでは機能面での決定的な差がある。

それは「Bluetooth」の有無という点。

通話やデータ通信にも使える”近距離無線通信規格”は、今では適当に機種を選んだとしてもほぼ実装されている便利な機能。

もちろん音楽の再生にも使用できる為、個人的にいくつかBluetoothレシーバーを所有して試したりしている。

しかし一口にレシーバーと言っても種類は豊富だ。

なかでも好みのイヤホンを使えるモデルが好きで、いろいろ使ってきた。

 

▼こんな感じのヤツです。

 

しかしながら最近になって根本的な問題は解決していないことに気付いた。

なにかの機器にイヤホンを挿すということは、その機器からイヤホンまでの間は当然ながら有線接続となる。

そうなるとスマホからレシーバーの間が無線化しただけで、レシーバーと耳までの間はコードが存在することになり、引っかかるリスクが残ったままとなる。

その一方で無線化には、何らかの影響で通信が阻害されるとノイズが乗ったりして音質が低下するデメリットがある。

結局はイヤホンを付け替えることができるタイプのレシーバーは、ノイズが発生する要因を増やすにすぎなかった。

そこでこの記事の本題である「ヘッドホンタイプ」だ。

ヘッドホンなら頭に完全に装着する上にコードになっている部分は全くない。

何かに引っかかって落ちるというリスクは限りなく低い。

イヤホンと違い「頭を覆う構造」のため髪型に制限が生まれるが、そこは特に問題ない。

とにかくたるむコードをスッキリしつつ音楽を快適に楽しめるだろうという大きな期待がそこにはあった。


 

今回試した商品!

前置きがやたら長くなってしまったが、以下簡単ながらレビューを記す!

TSdrena Bluetooth4.1オーバーヘッドホン (英国CSR社チップ搭載/apt-X対応) 通話マイク搭載 密閉型/折りたたみ式 AUD-BSHDP01

32件のレビューがあり、平均で★4つとかなり優秀。

★が少ないレビューも、耳が痛いだとか相性問題っぽいので特に気にならないレベルだ。

なにより送料無料で3,580円という価格が大変よろしい。

写真見た感じだと変なロゴマークついてるとかめちゃダサいデザインって感じでもないしね。

 

で、早速注文してみた。


 

▼箱は茶箱でシンプル。

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▼裏面に保証書?とバーコードがあった。

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▼中身もこれだけ。ヘッドホンはハウジングのところが90度回るようになっている。

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▼メーカーのロゴマークがこっそり付いている。

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▼充電用端子はUSB-microB。充電中はランプが赤く点灯し、完了すると消灯する。

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▼曲の送り戻しレバーもある。

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▼反対側に電源/ペアリング用ボタンと音量調節ボタン、ステータスを表すランプがある。

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▼電源ボタンを長押しするとスイッチが入る。

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▼さらに長押しをし続けるとランプが赤と青で交互に点滅するようになる。

初めてペアリングをする時に使用するモードだ。

DSC06224 DSC06223

 

▼この状態でスマホのBluetoothをオンにするとデバイスが検出される。(※iPhoneの例)

デバイスの「TSdrena」というのがこのヘッドホンのIDだ。タップして接続しよう。

20151107_142728000_iOS

 

▼しばらくして自分のデバイスのところで「接続済み」となれば成功。

iOSデバイスの場合は、画面右上にヘッドホンの電池残量も表示される。

20151107_142746000_iOS

 

これでミュージックやyoutubeなどでコンテンツを再生すればヘッドホンから聞こえてくるようになる。

ちなみにヘッドホンの音量とスマホの音量は連動していないので、個別に設定可能だ。

 

▼いちおう仕様表。

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チップセットにaptX対応とあるが、手元にあったaptX対応機種であるシャープ製「SH-06E」でペアリングしたところ、何度やってもaptXモードを使うことができなかった。

他のaptX対応レシーバーではaptXモードで接続できるのでスマホ側の問題ではないと思われる。

もしかしたら相性なのかも。

でも普通に音楽は聞くことができた。

 

肝心の音質は?

音質に関しては全く不満はない。

むしろ3,580円でよくぞこのクオリティを出せたなぁと感心してしまう。

低音も高音もそれなりに出ているし、イコライザーで派手にいじってもしっかり応えてくれている。

アキバにある某家電量販店で数々のヘッド試聴してきた経験からすると、この商品の2~3倍くらいの価格のくせに音がスッカスカ、かつ装着感も悪い機種なんて山ほどある。

 

製品の造りは?

イヤーパッドはやわらかい素材で作りも悪くないと思う。

経年劣化でボロボロになりはじめるのがどのくらい先かまではちょっと読めない感じか。

購入した日の22時~翌朝7時くらいまで約9時間ほどずーっとつけっぱなしで試していた。

もちろんその間は音楽流しっぱなし。

一番最初にiPhoneで繋いだ時は電池半分くらいで表示されていたが、翌朝7時まで電池が切れることはなかった。

さすが低消費電力のBluetooth4.1という感じ。

装着感に関しては、使用後5時間くらいで耳の下あたりが少し痛くなってきた。

側圧は全然強くないので、人間の血流的に連続で4~5時間くらいで痛くなってくるのが普通だと思われる。

普通の通勤通学や家庭での使用なら全然問題ない。

 

音声通話は?

これはPCで接続しskypeでテストした。

マイクはちょっと遠い感じがする。

夜中に小声で話したのだが、かろうじて聞こえるかなという感覚。

もし別にマイクがあるならそちらを優先的に使用されたほうがいいだろう。

 

総合評価

amazonレビューの通り、3,580円という価格にしてこの品質はすごい。

久々に納得のいく買い物をしたと思う。

特にiPhoneとの親和性が高く、部屋からドア2つ挟んだトイレでも完璧に通信していたので、iPhoneユーザーでBluetoothヘッドホンを探している方がいたらオススメしたい。

一方でAndroidでaptX接続できなかったのが残念だった。

マイクも思ったほど高感度でなかったように思う。

「音楽をワイヤレスで聴く」という用途中心であれば、まちがいなく合格の製品。

ぜひ有線でいろいろと「しばられた」生活に辟易しているのであれば、この機会に入門機として「ワイヤレスヘッドホンデビュー」はどう?

 

【価格に関する注意事項】

3,580円という価格は2015/11/8現在で筆者が確認した販売価格です。

今後予告なく販売価格が変更となる場合がございますので予めご了承ください。

本記事は今回取り上げたヘッドホン(AUD-BSHDP01)が3,580円で購入できることを保証するものではありません。

この記事を書いた人

samacon
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こんにちは、samaconです。
主に【旅行・鉄道・料理・デジモノレビュー】中心に記事かいてます。
【生年月日】昭和の終わり
【在住地】田舎(千葉)
【これまで】大学卒業後サラリーマンとして電気屋へ就職。そこそこ楽しかったが休みがなさ過ぎて精神的に脂肪していたところで退職してフリー化。
【趣味嗜好】
・鉄道⇒最終的には全線完乗が目標。
・ギター⇒結婚式の余興レベルならなんとか。
・草野球⇒人足りなかったら喜んで行きます。
・デジモノ収集⇒最近はメルカリで断捨離しまくってます。持ってても仕方ないのでね……。

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