※この記事はコアなジャンプファンでないと理解不能な話です（特にPYERENとブラッククローバー両方詳しくないとわからないですｗ）

ブラクロの主人公アスタの必殺技は作者の田畠裕基が師匠の岩代俊明作品「PSYREN」を超絶リスペクトしたオマージュによって生まれた技だった！！

現在週刊少年ジャンプで好評連載中、アニメ好評放送中のブラッククローバー。

最近アニメの63話で主人公のアスタが遂に覚醒しましたね・・・！！

アンチ魔法の剣・・・「断魔の剣」の力が体に流れ込んだことでアスタはブラックモードになります。

ブラクロ、アスタの必殺技「ブラックメテオライト」

単行本では11巻で初登場のシーンでこの状態で発動したアスタの初必殺技こそ・・・

駆け上る黒い流星・・・「ブラックメテオライト」。

断魔の剣の力で相手の魔力を自動追尾して高速で突き抜ける超必殺技です。

ここでPSYRENオタクの私は速攻で気づきましたよ・・・

これはPSYRENの主人公、夜科アゲハの必殺技に酷似している・・・と。

PSYREN、夜科アゲハの必殺技「メルゼズ・ランス」

ブラクロは読んでるけど、PSYRENは知らないよ！という人の為にここからPSYRENの主人公が使う必殺技について解説していきます。

では御覧ください。

そもそもPSYRENの主人公「夜科アゲハ」の持つPSI能力「暴王の月（メルゼズ・ドア）」とは、周囲のPSIに無差別に襲いかかり、触れたものを全て消し去る黒い球体です。

この暴王の月（メルゼズ・ドア）にはPSIの初期プログラムとして「周囲のPSIを限界まで取り込んだ後に膨張、枝分かれして付近のPSIに襲いかかる性質」がセットされています。

さらに強大なバーストエネルギーの為使用者が無理に制御しようとするとめちゃ頭痛に襲われて失神したりクソ燃費のわるいPSI能力なんです。

それを周囲にPSIを球状に巡らせて脳負荷を下げる「バーストストリーム」と「PSIのプログラム追加」によって制御可能になり生まれた必殺技が「メルゼス・ランス」。

強力な敵、星将ドルキを退けたシーン。

元々PSIホーミングの性質がある暴王の月（メルゼズ・ドア）に３０ｍで高速自動追尾×２というエゲつない追加プログラムを行ったのがこの「メルゼズ・ランス」。

このシーンはまるでオープンワールドゲームで序盤に行くべきではない強いボスの居るエリアを最低限の武器とテクニックで攻略できてしまったかのうようなカタルシスを感じました。

この感覚わかる人いるかなぁ～ｗ

そしてブラクロのブラックメテオライトのシーンその２。

同じく強大な敵、精霊魔法を取り込んで超絶パワーアップしたダイヤモンド王国の八輝将・ラドロスを断魔の剣の力を巡らせたブラックアスタが魔力ホーミングによる突進技「ブラックメテオライト」で攻略する瞬間。

どちらも主人公以外の戦いを見守っている仲間が「流星・・・！！」と呟き

アスタのアンチ魔法の剣と魔力吸収の剣。

アゲハのPSI吸収能力メルゼズドア。

どうですか、この酷似！！

「え！？それじゃブラクロって他の漫画パクってるの！？」

いいえ違います！！

何故ならブラッククローバーの田畠裕基先生は岩代俊明先生の元アシ・・・つまりお弟子さんなのです。

これはwikiでも記載があり本人も師匠と言っているそうです。

つまり、ブラクロのアスタの必殺技がPSYRENの夜科アゲハの必殺技に酷似しているのは超リスペクトからくるオマージュなんですよ！！

自分はPSYRENが大好きですが、円満打ち切りと言われる「きちんと完結したけど打ち切りだった」作品と言われています。

実際岩代先生はもっと描きたいことがあったけど、たしかに連載会議であと何回で終わらせてくださいと言われて駆け足で終盤描いてたんだろうな・・・と思わせる展開でした。

でも、だからこそ無駄に延命、間延びさせられるブリーチや銀魂漫画のようにならずにスパっと綺麗に完結してる名作でもあるんです！

なので今回、アニメのブラクロでアスタの必殺技がお披露目された回はブラクロファンからすれば超盛り上がる覚醒回のアニメ上映会。

そして自分のようなPSYRENファンからすれば弟子に受け継がれた、作品間をまたいで継承された必殺技がテレビアニメで映った復活祭なんですよ！

しかも師匠のPSYREN側が落ちる流星なのに対して、ブラクロは駆け上る流星・・・落ちた星をもう一度輝かせる暗示でしょうか？

両方の作品を知ることでよりこの必殺技が輝きますね～

（あと、無理だとは思うけどPSYRENアニメ化してほしいよ～～）

それか2月発売のJUMP FORCEに参戦させてやってくれ！！アスタとタッグ組んで2つの黒い流星の合体技とかやってくれよ！！

ちなみにブラクロのアニメでブラックメテオライトが初登場する６３話は神作画回なので是非見てください、NARUTOとかでたまにあった映画作画！？みたいなアニメーションしてるので。

この記事を描いてる日に読んだ週刊少年ジャンプ2019年6,7号でブラックアスタが敵に攻略されてしまうのですが、この攻略方法もPSYRENでアゲハとドルキが再戦するときの攻略され方と完全に一致！ｗｗ

ここまでいくと完全に岩代師匠に許可もらってんだろうな～ｗ

以上！PSYRENファンのつぶやきでした！

 

▼両作品の必殺技が登場する巻はコレ！！