せっかくの休日ですから、楽しみませんか?

日本一なのにマイナースポット!?日光の「 足尾銅山 」がアツイ!

先日奥日光にキャンプに行ったので帰りについでで足尾銅山に行ってきました!!

ついでにどっか寄ってくか~~的なノリで行ったのですが予想以上に面白いスポットだったので紹介します!

日光のB級スポット!? 足尾銅山 とは・・・!

日本一の銅山、誰もが一度は聞いたことがある足尾銅山、しかし世界遺産にもなっていないし今一ここに行ってきた~~という話を聞いたことがない。

学校の社会の授業で必ず学ぶと思うので鉱毒事件で皆知っているけど

「なんか鉱毒めちゃ出したド●クエ4的な鉱山(銅山)だろ?」

くらいの感覚の人が多いかもしれません(さすがに学が無さすぎかw?)

しかし江戸時代のピーク時には年間1200トンの銅を産出し、20世紀初頭には日本の40%の銅を産出し日本の発展を支えた重要な産業拠点であったのは紛れもない事実。

そんなマンモス級銅山な(←古い)足尾銅山ですが、実際に行ってみると歴史も学べるしアトラクション?的予想もあるし鉱石とか男子も女子もかなり楽しめる観光スポットだったことが発覚!!

足尾銅山の場所

最寄り駅:わたらせ渓谷線「通洞駅」

車の場合:東北自動車道⇒日光宇都宮道路/日光道⇒清滝バイパス⇒足尾通洞

車で来た人にはうれしい、なんと無料駐車場があります!

観光地で無料駐車場って珍しく無いですか?なんという気前の良さ・・・しかもこの日は行楽日和の10月初頭で日曜日だったにもかかわらず普通に空いていましたwww

やっぱり流行ってないんじゃねえのか!?

足尾銅山観光所以外にも周辺には見どころが沢山あるようです、マップ下に書かれているのは周辺の御食事処です。ちなみに足尾銅山観光所の中に「ヒロⅡ世」というちょっとしたカフェがあります。

僕は周辺施設を利用せず帰りの群馬県内のモスバーガーで済ませてしまったので寄りませんでしたがなんでも『昭和レトロ喫茶』らしいのでその手の物が大好物な人は寄ってみるといいでしょう。

トロッコ電車で突入する足尾銅山!

さあ、足尾銅山観光所に入りましょう。

入り口でチケットを買います、大人820円です。

「820円かぁ~」とか思ったあなた!終わってみると820円は安っ!!って思うから!本当だから!!

中に入ると足尾鉱山で採掘された鉱石や当時採掘現場で使われていた備品などが展示されています、非常に精巧に再現された鉱夫達の等身大人形もあります。

ちなみにこの等身大人形、この後バンバン登場します。実はこいつらが足尾銅山観光のメインの一つです、というかほとんどこいつらです。

さて、実はこの場所はトロッコ電車の待機場所でこの後トロッコ電車に坑道に突入するそうです!

なんかもうワクワクが止まらねぇ!感すごくないですか?

トロッコ電車に乗り込みます、天井が低いので気をつけましょう

僕は気をつけましたが頭をぶつけましたけどね

動き出すと予想以上にノロノロ運転なので周囲の景観を楽しめます。

以前は鉱毒とかの影響でハゲ山になったりしたっぽいですが今は綺麗なモノです。

今でも渡良瀬川流域には色々沈殿しているらしいが・・・

そして予想以上に短い距離でトロッコ電車は止まります、え?もう終わり?と思うと一部切り離して坑道に入るとのことです・・すると・・・

坑道入り口付近に例の鉱夫人形が・・・なんかとても重労働してるオッサンの顔とは思えない笑顔ですが恐らくこれが当時のナウい労働者だったのでしょう

するとトロッコ電車が動き出すのですが・・

急に今までとは違うスピード感で動き出し坑道に突っ込みますwww

暗いところに猛スピードで突っ込むとビビるww洋画の脱出シーン的なノリを感じますww

しばらくすると坑道の奥で止まり、そこから坑道を順路に従って見学する感じです。

ちなみに

一般の人は入れない順路ではない坑道の奥に続く門のところに

「この先1200キロ以上の坑道が続きます」

とか書いてある。・・・え?1200キロって東京から九州と同じくらいなんだが・・これマジで言ってんのか・・・!?

この時点でスケールがでかすぎて「足尾銅山ハンパねぇラストダンジョン感やん・・」って感じのテンションになって坑道を進んでいきます

坑道はダンジョン感スゴイ!涼しい!たのしー!

トロッコ電車が止まって降車したは言いですがどこにどう行けとか何の説明もないので、いい年した大人達が

「おお~~い!どうしたらいいんだよコレ!」

とか騒ぎ出さます(笑)

落ち着いて見てください、普通に順路って書いてありますから・・・(これがオモテナシ慣れした日本人だなぁ~って感じましたw)

実際に坑道に来て初めて知りますが、めちゃくちゃ涼しいです!富士氷結とかの洞窟ってすごく冷えますがそれに近いモノがあります。

夏が終わっていると上着がないと寒いくらいなので避暑の観光スポットとしても優秀じゃないでしょうか?

暗くてすこし不気味なところも+に働くと思ふ

男の子ならこういうダンジョン感あふれる場所はテンション上がると思いますので是非オススメですね。

坑道の人形で足尾銅山の歴史を学ぶ

足尾銅山の坑道内には江戸~昭和の鉱夫達の採掘の様子が等身大の人形で再現されています。

とても精巧に当時の様子が再現されているので社会の授業で足尾銅山鉱毒事件について学ぶのですから社会科見学でここに来たほうが絶対に良いと思う。

各所に設置されているボタンを押すとその鉱夫人形達にあった当時の様子を再現した音声、SE等が流れるので目と音で勉強ができる優れた教材と言えます。

江戸時代(1610~1867)

まだ一切の機械が導入されていない頃の足尾銅山の様子を知ることができます。

採掘は手掘りですし明りは松明。

強いて言うなDASH島のADの作業の風景に似てます。

たまにスゲェ顔してる鉱夫に遭遇します。

明治~大正(1868~1925)

この頃、民営化し「古河市兵衛」の経営になる(現:古河機械金属)

さっそく近代化が始まり今までの手掘りから削岩機が導入され始める。

ちなみに日本で初めて削岩機を作ったのが古河機械でその名も「足尾式3番型さく岩機」だ。

昭和(1926~1973)

 

昭和に入ると削岩機も新型になり、発破(ダイナマイト)を使ったり、車を使って運搬したりとさらに近代化が進んでいく姿が見れる。

喫飯所で休憩する鉱夫たちの風景はアルミの弁当箱から哀愁が漂う。

どうでもいいがこいつら見てるとまた鉄腕DASHを思い出す。え?あれですよ、城島茂人形。

鉱石を見る&銅の精錬技術を学ぶ

坑道の見学が終わると足尾銅山の採掘、精錬等を学べる銅資料館に繋がっています。

ちなみに入ってすぐの右側に足尾銅山のキャラクター「源さん」と学べる8分ほどの映像を見る場所があります。

PS1くらいのCGクオリティでわかりやすく説明してくれるぞ!

奥に行くと鉱石、模型等の展示室があります。

精錬所のミニチュアや

足尾銅山で採掘された鉱石の展示を見ることが出来ます。

上から準に「方解石」「黄鉄鉱」「孔雀石」「自然銅」です。

鉄とか石とか好きな男子はこういうのワクワクしますよね?水晶とか綺麗な石もあるので女性も見てて楽しいかな?

© 2017 稲垣理一郎 Dr.STONE

ちなみに僕は最近ジャンプのドクターストーンという漫画が好きなのでこういった素材系の鉱石見てるとワクワクしますw

僕は日本といえば鉄鉱石の資源があまりない資源小国というイメージなんだけど(その為砂鉄によるたたら製鉄が流行ったと思ってた)日本各地に金山、銀山があって足尾銅山でもこの通り鉄を含む鉱石が取れているのを見るとなんだか良くわからなくなる。

ちなみにドクターストーンの千空が手に持っている「マラカイト」は展示されている「孔雀石」の事ですね。

鉱石だけじゃねえ・・・銅インゴットもあるぞぉーーー!激アツやん

展示室から出て進むとトロッコ電車が突っ込んだ坑道入り口に出ます。

定期的にトロッコ電車が出たり入ったりしますので線路を通る時は気をつけよう。

出てすぐのところには削岩機の体験コーナーがある。

男のロマン的な感じで殆どの人が触っていく。(ドリルとかコレ系はやっぱ皆好きだよなぁ)

サイレントヒル1の隠し武器で使ったよなぁ・・・

足尾の銅で作られた貨幣を知る

鋳銭座という建物の中には江戸時代の貨幣「寛永通宝」が作られる様子が小型の人形で再現されています。

また、江戸時代から現代までの様々な貨幣の展示もあります。

足尾の資源を使った土産物が超豊富!

見学順路の全てを見終えると最後はお土産物コーナーです。ここがお金の落とし所ってワケよ!

おじいちゃんおばあちゃんの店員の人達がそれぞれ一組で一ブース仕切っていて、「食品系お土産系」「足尾銅山の銅製品系」「鉱石系」って感じで別れています。

コミケ的な雰囲気で言うと足尾ジャンルの「食べ物サークル」「銅サークル」「鉱石サークル」に分かれて売ってるって感じです(わかりにくいか?w)

せっかく足尾銅山に来たので一つ足尾の物を買いました。

僕は出先でも靴を脱いだら毎回紐を結び直して履く神経質なタチなので携帯靴べらを持ちます。なんと足尾銅山の絵と文字が入った銅製の携帯靴べらが!!これは僕的には超実用品なので即購入!

あ、ちなみに一緒に写ってる「とちの実せんべい」ですが食品系ブースのおばちゃんにやたらと勧められます。

20個入りの安いほうじゃなくて12個×2の高い方を勧められます。勿論乗せられて買ってしまいました。

いや、別に悪い人じゃないですよ?昔ながらの商売人的なおじいちゃんおばあちゃん達なんですよ・・・ただ中華街の甘栗的なノリは感じるけど

とちの実せんべいは素朴な木の実的な味がしますね。

この土産物コーナーは一般的な観光地の土産物屋と比べても実用品が多く、かなり豊富な商品が置いてあるのですが、おばちゃんたちの商魂が強いので買い物する時声をかけられるのが苦手な人はちょっとしんどいかもしれません(僕の友人がそうだった)

ちなみに黄鉄鉱買おうと思ったのに買い忘れた・・・ショック。

足尾銅山 まとめ

足尾銅山は確かに鉱毒を出してしまったけど、文化遺産としては非常に貴重な場所だと再確認できる。

日本の産業文化遺産施設が好きな人、暗い洞窟的なスポットが好きな人、避暑スポットに行きたい人、自然石、鉱石が好き人、鉄鋼が好きな人、昭和の雰囲気を感じたい人、この辺に該当したら間違いなく行くべき場所!!

この記事を書いた人

kamisiro
kamisiro
ヒトはどこから来てどこへ行くのか・・・ワタシは常にこの地球と人類の真実を見極めています。そう、人間とは一体何の為に存在するのかッッ!?ヒトと宇宙は・・・一つ・・・この時空において距離など意味をなさないッッ!!『こ、コレは!あっ・・アァアー!』ブワヮアアアッッシュワアワワワ~~~ン!(←ホワイトフェードアウトした音

常に脳内●薬の分泌が過剰状態のkamisiroと申す

・好きな漫画

ホーリーランド、寄生獣、ヴィンランド・サガ、銃夢、魔法先生ネギま!、ワールドトリガー、喧嘩稼業、ドクターストーン

・好きなアニメ

無限のリヴァイアス、スクライド

【学歴】学歴等不要ッッ!尺八の練習でもry
【仕事】誰得情報だよww

最近30過ぎてコーヒー飲み出しました、スーパーで買った豆を轢いてドリップしてるだけなのに「サードウェーブコーヒーwww」とか意識高い系の雰囲気出してるのが流行り。

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