せっかくの休日ですから、楽しみませんか?

読書の何が面白いの?という当たり前の質問に対する考察

お世話様です、aokageです。

さてさて花粉症のシーズンも終わりいよいよアウトドアシーズンが楽しい季節になってまいりました!

ルーチンワーク、ゴルフの最初の一歩の話

↑で先日書いた通り、私はゴルフをこよなく愛するゴルフ○チすごく大好き人間です。

晴れだったり暖かくなってきたら外で遊び、雨模様、寒くなってきたら室内で遊ぶ、みたいな天候、季節で趣味をコロコロ変えている浅い趣味たくさん人間であるので、それぞれの趣味で沢山の人と交流してきました。

で、このアウトドアシーズン開幕の季節になりますと当然アウトドア趣味の人と交流が濃くなるのですが、そこで無意識なのでしょうが、ちょっとぶっきらぼうな質問をもらうことがあります。

「読書って何がおもしろいの?」

みたいな。本人はサゲる意図はないのでしょうが、インドア趣味がなんとなーく下に見られているようでちょっと複雑な気分。。。

まぁこの記事をその人が読むことはないと思いますが、ちょっと頭を冷やす意味合いも兼ねて箇条書き程度にまとめてみました。

全然関係ないけど最近行った都内のゴルフ練習場。春なの?ってくらい暑くて汗かいて。充実。

で、読書の何がおもしろいの?

結論から言えば、「お手軽に他人の目線、経験が得られる」これに尽きます。

皆さんは、1年365日ずーっと何かしらの劇的なドラマを経験していますか?おそらく答えはNOでしょう。もちろん年に1~2度、すべらない話で語ってもいいような劇的なドラマを経験することはあるかもしれませんが、仕事がコロコロ変わったり、学校のクラスメイトが毎日違ったり、乗っている電車の行き先が毎日全く違って規則性がない、みたいな生活はほとんどの人はしていない。

ハイジャックされた機内に居た経験は?

大学の教授になった経験は?

裁判所で人を裁いた経験は?それと抗う弁護士の経験は?

呪文を唱えて炎を出したり、水を湧き出した経験は?

こんな「経験」が脳内と視覚情報だけとは言え数百円でできる、というのは実にお手軽で、リスクのないものだと私は思うのです。今の日本で、実直に、誠実に生きている人ほど生活はルーチンワークになりがちです。そんなメリハリのない生活に一服の清涼感を与えられるのが、場所を選ばずにできるというのが読書という趣味の良いところです。

日本語の奥深さ。類語の蓄積

青空、水平線、山の木漏れ日、コンクリートジャングル。ありとあらゆる場所は、数多くの作家さんによって無限に近い回数表現されてきました。しかしその誰でも知っている一見見飽きた光景もその描写の数は、作家さん、作品、シチュエーションの数によって無数にあります。新しい言葉、表現に出会う度に「こんな言い方があるのか!」と気分が高揚します。

言葉って美しい。日本語って深い。1冊本を読み終える度に展開顛末だけではない「ことば」としての新しい発見、気づきがあるのです。

少なくとも「読書って何がおもしろいの?」なんて顔見知りとは言えぶっきらぼうな言い回しを他人にぶつけたりはしなくなるだけの教養は得られるでしょう。

小説、伝記、評論、教養書、ビジネス本、極論ばかりの新書、マンガまで雑食で幅広く読みます。マンガかて立派な読書よ?

想像力を鍛える。同じ本でも、読み人によって解釈は変わる

想像力とは、「色んな解釈、モノの見え方がある」ということを理解できることだと私は考えています。

例えば勇者が仲間を集めて魔王を倒すファンタジーだったとしても、勇者に感情移入して「勧善懲悪」を楽しむ人、途中合流した仲間に感情が入り「仲間っていいな」と交友関係を羨む人、はたまた魔王の側に立って「いや、勇者こそちょっと考え極端じゃね?」と思う人もいる。

これがまた面白いもので、同じ1冊の本でも初めて読んだ時と、数年後に読み返した時で物語で得られる感情や情景がガラリと変わったりするのです。あの時は勇者カッコイイな、と思っても後から「いや、魔王が言ってたことの方が正論なんじゃないの?」みたいな。その時自分が置かれている現状、仕事、交友関係で見え方が違ってくる。

ゆえに読書で得られる想像力とは「物事の正解を思い浮かべられる」ということではなく、「物事を深く多面的に見ることができるようになる」力だと思うのです。

最近では活字、特に報道の触れ方として、新聞よりもネットニュースで報道を知るという人も増えてきています。もちろん私も産経新聞のアプリや日経電子版、ヤフーニュースなどを見ますが、記事に対してコメントがつけられるwebニュースも多くそこでいかに自分の解釈が「正しい」か争っている人たちが居ます。

このやり取りを眺めていると、自分で考える、というフェーズが飛んでしまい「考えること」「想像すること」が無くなって想像力が弱まっている感覚がします。

別にレスバトルそのものもそういうニュースサイトの花だと私は思うので否定はしませんが、そのやりとりを第三者として見て自分の解釈が変な方向で固まってしまったり、自分で考えることをせず「こういう話がありました。AさんBさんはこう考えています。Cさんにはこんな意見もあるようです」まで全部読んで全て知ったように錯覚してしまうのはとても怖い。そしてそれが当たり前になっている。

なので本のレビューは絶対に読まずに買い、見るにしても少し経ってから見るようにしています。だって自分で考えないと面白くないし、他人の意見に振り回されたくないから。何より「想像力」を失ってしまうのが怖い。「自分の考えは常に正しい」というのも怖いし、「大多数の他人の考えこそ正しい」も怖い。

小説、伝記、評論、マンガでさえ、まずは自分で楽しんで読んでみて、その後他人のレビューや作者のあとがきを読む。まずは「自分で考え、味わってみる」を忘れないようにしたいですね。

「能動的」に活字情報を得る。そしてそれを味わう。読書は「脳のグルメ」だ

これだけスマホだタブレットだ、という世界になり、「活字」という形に絞ってみればむしろ文字に触れる機会はほんの10年前よりも何倍も多くなっているのではないでしょうか。

しかし、「活字を能動的に脳へ入れる」という機会を作ってあげないと自分で文字情報を考えて想像する、理解するという力はどんどん失われてしまいます。

別に小難しい本を読めとか評論を読解しろとかそんな頭の固い話をしたいのではなく、本を読むこと、自分で選んだ本が与えてくれる情報を、情景を味わう「脳のグルメ」に舌鼓を打つ機会がもっとあって良いのでは、と思うのです。

3食コンビニ弁当でも人は満腹になって生活はできます。というのと同じように、全く本を選んで読むということをしなくても人は活字を得られます。そういう時代になりました。

だからこそ、たまに行楽地で、出張先で美味しいものが食べたくなるのと同じように、「あ、本でも読んでみるか」という程度のもので良いですから本に、読書という文化に能動的に触れてほしい。

「読書って何がおもしろいの?」とは私にとって

「点滴だけでも人は生きられるのになぜ食事をするの?」くらいの暴言です。ええ。あースッキリした。伝われ、とは言わない。でも、理解はしてほしいな。私の周りで年間1冊でも読書の回数が増えますように。

この記事を書いた人

aokage
aokage
初めましての方は初めまして。そうでない方は、いつもお世話になっております。「aokage」と申します。

酒、煙草、読書、サバゲー、ゴルフを愛する最近体重が気になり始めたアラサーです。

勤労学生として学生時代からバリバリ働いておりましたが卒業後ストレスで体調を崩し、しまいには奥歯が全て溶けるという憂き目に遭いながらも、日々を必死に生きてます。メガネボーイオッサン。 

【自己紹介】

最終学歴:日東駒専夜間部
故郷:埼玉県美里郡
スポーツ:学生時代は野球(二塁)とテニス(ベースライン)。現在はゴルフとサバゲー
職歴:学生時代はチェーンのイタリアンレストランで副店長、家電量販店、カラオケ用モニター営業を経て、現在は広告代理店のしたっぱフリーランス

【趣味嗜好】

お酒:マッカラン、シーバスリーガル、イチローズモルト
煙草:CAMELナッツメンソールが廃番になってしまってからはキツ目のメンソールをウロウロ。現在はglo smooth fresh、IQOS メンソール
読書:10代の時に3年連続年間100冊読破を達成。学生時代は柳田国男、小松和彦を愛し、現在は川上稔に夢中
ゴルフ:アイアンはTOURSTAGEV7000、ドライバーはテーラーメイドR11(怖くてアイアン変えられません・・・15年戦士)
サバゲー:バックアップ中心。愛銃は東京マルイ89式小銃、タナカワークスSIG P220陸上自衛隊仕様

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