せっかくの休日ですから、楽しみませんか?

都内から伊豆へオトクに行く方法

だんだんと残暑もおさまってきてすっかり秋らしくなってきた今日この頃。

地震や台風などの自然災害が心配ですが、涼しくなるころに楽しみなのが紅葉ですよね。

関東周辺なら鬼怒川、奥日光、草津など北関東に有名な紅葉スポットがありますが、南側にも伊豆半島という素晴らしい紅葉スポットがあります。

下田や修善寺まで足を延ばせば温泉や観光スポットもたくさんありますから秋を満喫できること請け合いです。

そんな伊豆半島ですが、実は関東からだと意外にもアクセスが微妙な地域だったりします。

その理由の一つに都内から伊東や下田へ向かうバス路線がないことがあげられます。

全くないということはないのですが、バスツアーや旅行会社のツアーなどに申し込む必要があり、ふらっと行きたくなった時に使えるような定期路線がないのです。

理由としては静岡方面へ向かう幹線道路の慢性的な混雑や伊豆の道路がバス通行に向かないということがあるようです。

「静岡なら新幹線でいけばええやろ(適当)」のような様々な指摘をされているようですが、とにかくバスはない!

これこそが「近くて遠い伊豆」たるゆえんなのです。

特急列車で行く

そうなると公共交通機関としては鉄道に頼るほかありません。

そして伊豆方面に向かうメジャーな列車といえばまず「踊り子号」「スーパービュー踊り子号」が思い浮かぶのではないでしょうか?

▲スーパービュー踊り子号!

踊り子号はJRが東海道線・伊東線・伊豆急を経由して下田や修善寺を結んでいる特急列車です。

ちなみに以下に踊り子号・スーパービュー踊り子号の片道運賃を示してみます。(2018年9月現在)

★東京~伊豆急下田間★

踊り子 スーパービュー踊り子
乗車券+特急自由席 5,640円 なし
乗車券+特急指定席 6,260円 6,640円
乗車券+グリーン車指定席 8,210円 8,850円
(乗車券のみ) 3,890円

スーパービュー踊り子号は全車指定の列車ですから自由席はありませんが、踊り子号の指定席料金にプラス数百円するだけで車両のグレードがあがりますので、指定席で伊豆方面へ行きたい場合は席の空きがあればスーパービュー踊り子号のほうがオススメです。

 

▲海側が人気なので東京発の踊り子号は進行方向右側に空きがあることが多い。

こう言っちゃなんですが普通の踊り子号の車両はかなりボロいですので、自由席で少しでもリーズナブルに旅行を楽しみたい方向けかなと思っちゃいますね。

【余談】伊豆方面の特急はもうすぐ車両が変わる

今の踊り子号(おんぼろ185系)とスーパービュー踊り子号(251系)は2020年春ごろまでの運用になります。

185系の踊り子号は、ついこの間まで中央線を走っていた特急あずさの車両(E257系)に置き換わることになります。

2020年の春までには超カッコいいE261系という全車グリーン車のスーパープレミアム列車が投入されます。

全席コンセント、Wi-Fi完備で4~6人のグループ向けの個室車もあります。食堂車(ヌードルバー)もあるので海を見ながら麺をすすることもできるらしいです。すごいですね~。

その代わりに今のスーパービュー踊り子号はその役目を終えて消滅することになります。

オリンピック前に老いぼれ車両たちは粛清されるのですね。

みなさん、乗るなら今の内ですよ~。

新幹線を使う

東京からであれば東海道新幹線を使う方法もあります。

意外と知られてないのですが、新幹線自由席を利用すれば6,760円で下田まで向かうことができます。

運賃はスーパービュー踊り子号の指定(6,640円)とあまり変わりません。

11:00発のスーパービュー踊り子号と比較すると東京駅を25分ほど遅く出発しても新幹線のほうが先に熱海駅に着くので、出発を少しでも遅らせて駅弁をゆっくり選びたいという方は新幹線でもOKです。熱海から先はスーパービュー踊り子と同じ車両に乗ることができます。

普通列車で行く

踊り子よりも所要時間が1時間ほど増えますが、普通列車で行くことも十分可能です。

東京から熱海までなら日中の時間帯でも1時間に3本~4本走っていますし、旅の予定を柔軟に組むことができます。

東京~熱海ならグリーン車も利用可能ですから、テーブルを広げてゆっくりお弁当やお酒を楽しむ余裕も作れます。

伊豆急の乗車時間を含めても3時間半くらいなので、それほど苦にならないと思います。

フリーきっぷを使う

南伊豆方面ではいくつかフリーきっぷを使うことができます。

フリーきっぷを使えば対象の区間が乗り降り自由になって何度も切符を買ったり運賃を払ったりすることがなくなるので便利です。

伊豆満喫フリーきっぷ

伊東駅~伊豆急下田駅が1,700円で1日乗り降り自由になるきっぷです。伊東駅のみどりの窓口でのみ販売されています。

伊東~伊豆急下田間は単純に往復するだけでも3,240円かかりますので、日帰りで伊豆散策される方は絶対に買うべきです。

南伊豆フリー乗車券

伊豆満喫フリーきっぷの区間の乗り降り自由に加えて、東京都区内・横浜市内・小田原からの往復運賃と、堂ヶ島や松崎、石廊崎などの南伊豆のかなり広い範囲を走る東海バスの路線バスもあわせて2日間乗り降り自由になるきっぷです。こちらは各駅にあるみどりの窓口や指定席券売機でも購入することができます。

青い印がついているところが目安となる主なバス停です。

名所や温泉旅館が点在する南伊豆を2日かけて巡りたい方向けですね。

出発地に合わせて価格が設定されています。

連続2日間有効 大人 小人
東京都区内から 6,160円 3,080円
横浜市内から 5,850円 2,920円
小田原から 4,410円 2,200円

南伊豆フリーきっぷってオトクなの?

都内までの往復運賃と伊豆急区間内のフリー乗車、さらに東海バス路線も利用できてお得感がありますが、注意したいのは特急料金は別途用意しなければならないというところです。

もとから普通列車だけで向かうつもりであればいいのですが、踊り子などの特急を利用したい場合は自分であらかじめ特急券を購入しておく必要があります。ちなみに東海道新幹線は利用することができません。

1日あたりの料金を半額の3,080円と考えると、東京~伊豆急下田間の乗車料金3,890円よりもかなり割安です。

それに加えてバス路線も乗り降り自由ということなので南伊豆で鉄道の通っていない下田以遠を1泊2日で楽しむならまず間違いなくオトクなきっぷと言えます。

鉄道の単純な往復なら?

ちなみに東京駅から伊東駅までのJR線の片道運賃は2,270円です。(横浜~伊東は1,660円、小田原~伊東は670円)

これを南伊豆フリーきっぷの片道分である3,080円から引くと差額は810円になります。

つまり伊豆急で片道810円以上の区間を利用するのであれば、バス路線を使わない場合でもフリーきっぷのほうがオトクになります。

その区間とは伊豆大川駅以遠です。

逆に言えば伊豆高原駅までを2日間かけて単純に往復するだけの利用なら、普通にきっぷを購入したほうが安くなります。

同じ理屈で横浜駅からだと今井浜海岸駅以遠、小田原駅からだと蓮台寺駅以遠になると単純な往復でもいちおう普通に行くよりオトクになります。

1泊2日で下田方面へ行くけどバスは使わないかも……という方でも行き先によっては使う価値があります。

日帰りで単純に往復するだけなら「伊豆満喫フリーきっぷ」一択

泊りがけではなくて日帰りで伊豆急を往復する場合は1日乗り降り自由の伊豆満喫フリーきっぷを使いましょう。

単純な往復でも伊豆大川駅以遠へ行くのであれば元が取れますし、途中下車でブラブラするならなおさら必要です。

そもそも南伊豆フリー乗車券は2日間かけて利用するきっぷなので日帰りで選ぶべききっぷではありませんからね。

都内から下田へ日帰り最安旅を考える

これまではJR中心にルートを考えてきましたが、もう一つ忘れてはならないのが小田急の存在です。

その名の通り新宿から小田原・箱根までを結ぶ私鉄で、ロマンスカーなどの特急列車も走っています。

そこで今回は小田急を使ったルートで最安プランを考えてみたいと思います。

まずは単純に運賃を足していきましょう。

新宿~小田原⇒880円

小田原~伊東⇒670円

伊東~伊豆急下田⇒1,620円

合計すると片道で3,170円となり、往復で6,340円となります。

ここから伊豆満喫フリーきっぷで往復運賃を安くすると、伊豆急行線内の往復運賃が3,240円から1,700円になります。

したがって新宿~伊豆急下田間の往復は、なんと4,800円!ついに5,000円を切る価格になりました。

株主優待乗車証を使う

さらにここからひと手間かけるともっとオトクにすることができます。

それは株主優待乗車証を使うということです。

株主優待乗車証とはものすごくざっくり言うと「同じ路線の中ならどこから乗ってどこで降りてもOKだよ」という特殊なきっぷです。

でもそれって株主じゃないともらえないんでしょ?と思われるかもしれませんがご安心ください。金券ショップで安く売られているので誰でも簡単に手に入れることができます。

新宿駅近くにはたくさん金券ショップやチケットショップが並んでいます。

これは9月下旬に購入したものですが小田急のヤツは1枚あたり555円で売られていました。

これを使えば新宿から小田原まで片道555円で行けるというわけです。

では最終的に下田までの片道運賃はどこまで削れるのかというと・・・

新宿~小田原⇒555円

小田原~伊東⇒670円

伊東~伊豆急下田⇒850円(フリーきっぷ1,700円なので)

計:2,075円!!!

おぉ~、ここまで安くすることができました。

往復でも4,150円ですので、都内から南伊豆・下田までかなり行きやすくなったと感じられるのではないでしょうか?

必要なものを購入するなど事前準備が必要ではありますが、何も考えずに向かうよりも往復で3,000円以上安く伊豆の旅をすることができます。

浮いたお金でお土産やグルメを楽しむもよし、そのまま貯金して安旅を楽しむもよし、ご自身のスタイルで旅をエンジョイしてみてください。

今回のまとめ

日帰り旅行の場合

移動費をを少しでも抑えてグルメや観光に予算を回したい場合は新宿から小田急を利用するルートがおすすめ。

小田急の株主優待と伊豆満喫フリーきっぷを上手に使うことで片道2,000円ちょっとで都心から下田まで移動可能です。

プラス890円で新宿から小田原までロマンスカーを使うことも可能なので、シチュエーションに応じて車両のチョイスができるのも楽しいです。

小田急の株主優待は時期によっては入手できなかったり伊豆満喫フリーきっぷは発売期間が限られているものなので、事前に情報をチェックしておきましょう。

1泊2日の場合

2日かけて都心から下田や南伊豆を周遊するならJRから発売されている「南伊豆フリー乗車券」がおすすめ。

特に下田以南の路線バスを利用するならかなりオトクになります。

都心から伊豆高原駅までなら普通にきっぷを買い、河津や下田まで向かうのであれば南伊豆フリー乗車券を利用するようにすれば間違いありません。

踊り子号を利用する予定であれば一緒に特急券も手配しておくとスムーズです。

この記事を書いた人

samacon
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こんにちは、samaconです。
主に【旅行・鉄道・料理・デジモノレビュー】中心に記事かいてます。
【生年月日】昭和の終わり
【在住地】田舎(千葉)
【これまで】大学卒業後サラリーマンとして電気屋へ就職。そこそこ楽しかったが休みがなさ過ぎて精神的に脂肪していたところで退職してフリー化。
【趣味嗜好】
・鉄道⇒最終的には全線完乗が目標。
・ギター⇒結婚式の余興レベルならなんとか。
・草野球⇒人足りなかったら喜んで行きます。
・デジモノ収集⇒最近はメルカリで断捨離しまくってます。持ってても仕方ないのでね……。
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