【普通列車で行く】中伊豆を楽しむ秋旅!( 修善寺 ~ 浄蓮の滝 )
それはある日の会話がキッカケだった・・・。
―某高崎線の駅ホームにて―
kamisiro「次の電車沼津行きだってよ」
kiatu「沼津って遠いなぁ~」
kamisiro「静岡やろ?寝過ごしたら死ねるww」
kiatu「そういやこういう電車で終点まで行ったことないや・・・」
kamisiro「電車なんて普段乗らないからな!」
kiatu「てかここから沼津までどんくらいかかるんだろ?」
samacon「3時間弱くらい」
kiatu「遠いww」
kamisiro「でもちょっと終点まで乗ってみたい気もするけどねw」
ほう・・・
終点まで乗ってみたいと申すか・・・
よろしい・・・ならば乗るまでだッ!
というわけで修善寺行き決定。
【おおまかな行程】
◎1日目
10:30 ⇒ 修善寺駅現地集合。バスで浄蓮の滝へ。
12:00 ⇒ 浄蓮の滝到着。カメラを持参して滝や風景を撮影する
13:30 ⇒ 天城神社へお参り
15:00 ⇒ 修善寺駅へ戻り買い出し
16:00 ⇒ 旅館到着。
18:00 ⇒ 温泉街の夜景撮影にチャレンジ
19:30 ⇒ 温泉を満喫
◎2日目
10:00 ⇒ 旅館チェックアウト
10:30 ⇒ 「修禅寺」を見物
12:00 ⇒ おみやげなど買いつつ帰宅の途へ
【経費】
◆鉄道 ※大宮駅からの金額です
◎JR
【最安】
大宮 ⇒ 三島・・・2,590円(約3時間)
(グリーン券・・・980円)
◎伊豆箱根駿豆線
三島 ⇒ 修善寺・・・510円(約35分)
※最速は新幹線です。時間の惜しい人は迷わず新幹線に乗りましょう。
※1日2本ですが「修善寺行き」の特急踊り子号が東京駅から出ています。乗り換えの面倒な人はコレ。
◆バス
修善寺駅 ⇒ 修善寺温泉 220円(約10分)
修善寺駅 ⇒ 浄蓮の滝 820円(約40分)
浄蓮の滝 ⇒ 湯ヶ島 270円(約10分)
湯ヶ島 ⇒ 修善寺駅 670円(約30分)
※湯ヶ島は天城神社の最寄りバス停です。
◆宿泊施設
◯久(まるきゅう)旅館
13,150円(1名/消費税・入湯税込)
【レビュー】
10:30
修善寺駅にて下田駅行きバス乗車。まずは浄蓮の滝を目指すことに。
温泉街の雰囲気から川沿いの道へ変わったかと思うと、どんどんと山道へ。
11:10
国道414号線(下田街道)をひた走ること40分あまりで、浄蓮の滝バス停へ到着。
やや曇りですが、なんとか天気は持ちそうな感じ。
カメラの調整を済ませ、浄蓮の滝めざして出発。
なるほど、こっちの階段を降りていくのね。
なんだこの不気味な看板は・・・!
邪悪な気のせいか文字がゆがんで見えるぞ。
店番の女性「フフ・・・」
なぜ笑う。
その横でおみやげのぬいぐるみの笑い声だけが、むなしくこだましていた。
↓【イメージ】
階段を降りてしばらくすると、すれ違うデbぽっちゃりの女性が
「ハァハァハァハァハァ(ry」
てな感じで息切らしまくってるのが気になる。
それもそのはず、
けっこう急階段なんですね・・・。
帰り太ももパンパンってやつですねわかります。
滝へと続く階段の途中に小屋があって、鮎の塩焼きを売っている。
五感に訴える商品展開とはまさにこのこと!
なんてうまい商売してるんだ!(買うとは言ってない)
そんなこんなで浄蓮の滝に到着。
手前の石には石川さゆりの名曲「天城越え」が彫られています。
歌詞に出てくるしね。
↑撮影:aokage氏
紅葉はまだ先だけど、秋はすぐそこという感じ。
みんなで滝の撮影に苦戦していると、さらに奥にわさび田とおみやげ処を発見。
静岡名産わさびラムネ!
まあ世の中にはジンジャーエールもあることですし、こういうのもアリなんじゃないかな!(飲んでない)
手を洗わないでください!! ダメネに草
一面に広がるわさびの葉が鮮やか。
結局帰りは足パンパンで歳を感じるおっさん達なのでした。
その後はバスを待ちながらおみやげや名産を物色。
↑天城名物「猪まん」とイノシシ肉の大和煮缶詰。そこらの豚肉よりもうまいらしいぞ。 撮影:kamisiro氏
↑わさびソフト。最初は甘くて、あとからわさびの風味が鼻から抜けていく不思議な感覚。特段辛くはない。
↑天城山隧道ロール(ニューサマーオレンジ味)
伊豆特産のニューサマーオレンジという品種を使用したスイーツ。
他にも静岡いちご味とぐり茶味があるらしい。
商品は冷凍した状態で提供されるので、写真のようにクリームはカチコチに凍っていてスプーンが突き立つ。
「1時間ほど置くと食べごろ・・・」という店員のアドバイスをガン無視して食べ始める (ホモはせっかち
味の感じは・・・ビスコを思い出していただければと。
13:00
で、次の目的地である天城神社へ。
湯ヶ島のバス停から民家の間を抜けて歩くこと10分。
お、なんか鳥居が見えてきましたよ。
手前に小さな看板があるようだ。
こ、子供たちの遊び場(意味深)ですって!?
さっきから子供たちを全く見かけないんだが突っ込んじゃいかんのか。
それはさておき、神社の鳥居を正面から。神社の規模としては小さめか。
ややマニアックだが、太平洋戦争末期に竣工した航空母艦「天城」の艦内神社でもある。
艦これをやりこんでいる「職業=提督」の方々ならご存知かもしれない。
↓【参考資料】
いちおう私も艦これをやっている身としてお参りをしたいと思う。(肝心の天城は持ってないけどな!)
忠魂碑。後ろの木も大きい。永くこの地で大切にされてきたことを思い起こさせる佇まい。
とても静かでゆっくり時の流れる感覚がある。
忙しい日常を忘れ、こうした自然の中で散策する時間は最高に贅沢だ。
お参りをすませて一通り撮影を終えた頃、パラパラと雨が降ってきてしまった。
時間も良かったのでバス停まで戻り、修善寺駅で必要なものを買い込むことにした。
14:00
修善寺駅まで戻る頃には雨脚が強くなっており、宿泊先と連絡を取り合いながら送迎を呼ぶか迷っていた。
そして大人の事情で夕食が出ないため、夕食を買い込むことにする。
それにしても修善寺駅前はすごく綺麗。
写真は北口ですが、駅からスーパーまでも近いので観光地にもかかわらず不便さをあまり感じない。
買い物などを終えていざ旅館へ。再びバスで修善寺温泉まで向かう。
16:00
修善寺温泉のバス停についた頃には雨はほとんど止んでいて、結局旅館まで散策しながら徒歩で向かうことにした。
歩くこと10分ほどで今回お世話になる◯久旅館が見えてきた。
エントランス手前ですでに担当の方が待機しており、腰の低い対応でこちらも思わず丁寧語になってしまいました。
ラウンジバーのようなところに通されて、ドリンクを頂いた。
ゆず的なものだったと思う(ちゃんと聞いとけよ!)
椎茸とごぼうのおつまみを堪能した。
受けたことのないおもてなしに一同緊張の面持ち。
初めて修学旅行に来た小学生かっ!
というわけで手続きなど終えてお部屋に通してもらったとさ。
部屋に入ってすぐくつろいでしまい、写真撮るのを失念してしまった。すみません。
いちおう廊下と小さい方の部屋は上のような感じ。(物が置いてありますが・・・)
とてもキレイにしてあって男5人で泊まっても十分広く感じる。
↓館内の写真をズラッと並べてみる
グレードの高い旅館だけあってどこもキレイにしてある。
今回は安いお部屋だけど、景観が良くない(あと川が近くにあって急流なので音が結構する)みたいだ。
グループ旅行でおしゃべりして過ごすとか小さいお子さんがいる場合はそんなに気にならないとは思うが。
5人1室で泊まれて喫煙可のところを探すのに結構苦労したんですよこれでも!
でも風は涼しく、エアコン無しで十分快適に過ごすことが出来た。
小さい方の部屋は換気扇が付いていたものの、タバコを吸うと結構ニオイが抜けずにこもってしまうので注意。
↑気になる人は廊下で吸ったほうがいいかも。各階にあり。
あと温泉は夜通し入れるとのこと。
夕食前、食後、起床後と3回も入ってしまった。
男風呂は大浴場(ジェットバスあり)、屋外にサウナと露天風呂(打たせ湯あり)があった。水風呂はなかった。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープは完備。
大浴場定番のかかとすべすべにするヤツと洗顔ソープもあった。
あと体を洗う為の泡立ちの良いタオル(と言っても魚を捕まえる網を改良したものらしいが)も備え付けてあった。
普通のタオルは石鹸が馴染んでしまうのでこれはありがたいかも。
風呂の手前には休憩所と、冷水と麦茶が飲めるスペースがある。喉の渇きを癒やそう。
↑自販機でご当地牛乳も売られている。160円。
風呂あがりは牛乳派の人は迷わず買おう。
18:00
館内めぐりも程々に、夜の温泉街を歩いてみる。
夜になるとまた雰囲気も違ってくる旅館。
足湯で有名な「独鈷の湯」も夜になると結構暗くなり、当然誰もいなかった。
なにか出てきそうな雰囲気さえ、ある。
雨も降っていたので、どうしても散策しづらくなってしまった。
適当にお地蔵さんにお湯かけて帰ってきた。
このあとは疲れからか寝てしまったり、お酒のんだり、トランプしたりして1日目終了。
2日目も天気は微妙に悪かった。あいにくの雨。
朝食をとり終えて支度をし、10:00チェックアウト。
初日に行けなかった「修禅寺」に立ち寄る。
修善寺温泉は弘法大師(空海)が発見したとされている。お寺の前にも弘法大師の文字が刻まれている。
中の様子をダイジェストでどうぞ。
結構な大雨になってしまい撮影は中断。
↑世界遺産として認められた韮山反射炉にも行こうかという話もあったが、天候が悪いため今回はパスとなった。
他に見所もないので、そのまま帰宅!以上。
【今回の旅行を終えて】
東京から比較的アクセスの良い観光地としてはやや渋めのチョイスなので、小さなお子さん連れでは飽きてしまうかもしれない。
大人になって改めて訪れてみると古いものが古いまま残っていたり、落ち着いた雰囲気で楽しめるスポットが多いと感じた。
あと温泉まんじゅうが異常なほど美味しかった。
当日できたてのをいただいたのだが、しっとりとした皮とあんこのバランスが絶妙で全国の温泉まんじゅうでも最高レベル。
修善寺を訪れる機会があれば絶対買え。
以上ッ!
この記事を書いた人
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こんにちは、samaconです。
主に【旅行・鉄道・料理・デジモノレビュー】中心に記事かいてます。
【生年月日】昭和の終わり
【在住地】田舎(千葉)
【これまで】大学卒業後サラリーマンとして電気屋へ就職。そこそこ楽しかったが休みがなさ過ぎて精神的に脂肪していたところで退職してフリー化。
【趣味嗜好】
・鉄道⇒最終的には全線完乗が目標。
・ギター⇒結婚式の余興レベルならなんとか。
・草野球⇒人足りなかったら喜んで行きます。
・デジモノ収集⇒最近はメルカリで断捨離しまくってます。持ってても仕方ないのでね……。
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