国産のおやつが「おいしくて安全」というのは幻想だと思う
- 編集者の雑記
- 投稿者:samacon | 2018年1月1日
「スナック菓子が以前ほどおいしく感じられなくなった。」
これは自分が大人になるにつれて単に味覚が変化した、という話ではなく、日本で売られているスナック菓子そのものの味が変化しているのではないかと最近になって気づいたのがキッカケです。
正確に言うと数年前から全体的な加工食品の味に若干の違和感を覚えていました。どこか不自然な後味が残る感覚が口の中に広がるのです。
そして先日とあるスナック菓子を食べている時にある確信を得ました。
そのお菓子とはジャパンフリトレーの「チートス チーズ味」です。
スーパーやコンビニで普通に売られているスナック菓子です。
そしてその成分表がコチラ。
注目すべきは原材料名の「甘味料」の部分です。
「チートス チーズ味」には【スクラロース】【アセスルファムK】という2種類の人工甘味料が使用されています。
この例に漏れず、最近のお菓子や嗜好飲料にはしばしば人工甘味料が使われています。
その主な理由は砂糖の使用を控えることでカロリーを抑えて生活習慣病予防に貢献するためです。人工甘味料は体内に吸収・分解されないのでカロリーになりません。さらに人工甘味料は虫歯の原因にならないのでその面でも嗜好品にはうってつけの原材料と言えます。
しかし肝心なのは食味です。どんなにカロリーを抑えられて健康に寄与する可能性があるとしても、おいしくなければお菓子として支持を得られません。
私はこの「チートス チーズ味」を食べた時に不自然な甘さを感じました。かなり以前ですが同じものを食べた時はこのようなコクのない甘みは感じなかったですし、もっとおいしいお菓子だった気がしました。
つまり、人工甘味料が添加されると不自然な甘さが味を落としてしまい食品としての魅力を損ねているのではないかと感じたのです。
その直感を確かなものにするために同じチートスでも味付けが異なる「海外パッケージ品」を入手したので、それと比較をすることにしました。
このパッケージは海外のチートスの風味を参考に日本の生産設備で再現したいわゆる「レプリカ」に相当します。
海外パッケージですから味にパンチがあり、全体的に濃いめの仕上がりとなっています。
そして何よりもこの製品には人工甘味料が使われていません。
カロリーや糖類、食塩相当量は海外パッケージ品のほうが確かに多く、体には悪いのかもしれません。
でもそれを差し置いても「お菓子としてウマい」のはこちらでした。
もちろん味に関しては個人的な意見なので賛否はあるとしても、人工甘味料のピンとこない甘さがつきまとう食品がかなりの数流通していて、それを特に何も考えずに食べている一般の方々のことを思うと非常に残念でなりません。
最近ではスナック菓子以外にも低カロリーを謳う飲料、鍋スープ、ドレッシングなどなど・・・例を挙げればキリがありませんが、なんでもかんでも人工甘味料を入れる流れはどうかと思うんですがねぇ。
臨床試験をパスしているとはいえ、携帯電話の電波と同じくまだ誰も半世紀後の人体への影響など知り得ぬ事実。
人工甘味料は入れるのも食べるのもほどほどにすべきだと思います。
この記事を書いた人
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主に【旅行・鉄道・料理・デジモノレビュー】中心に記事かいてます。
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・鉄道⇒最終的には全線完乗が目標。
・ギター⇒結婚式の余興レベルならなんとか。
・草野球⇒人足りなかったら喜んで行きます。
・デジモノ収集⇒最近はメルカリで断捨離しまくってます。持ってても仕方ないのでね……。
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