処分したいfigma、ねんどろいど、S.H.フィギュアーツは駿河屋で売るのとメルカリで売るのどちらが良いか

僕は会社員時代、給料が安定していたのをいい事に好きな仮面ライダーのアクションフィギュア（S.H.フィギュアーツ）、アニメキャラのフィギュアやfigma、ねんどろいど等を買いまくっていた。

当時はアニメのポスターを壁に貼りまくったり、メタルラックの上にフィギュアを大量に飾る典型的なオタクだったのだ。

↑７～８年前の僕の部屋。なのは厨でスマンな。

しかしここ数年、完全にその手の趣味が冷めてきた。

アニメをまったく見なくなったというわけではないが、熱心にアニメグッズを漁ったり、アニメのキャラに囲まれたり寝るときは美少女キャラの抱きまくらを抱きしめたりすることにそこまで魅力を感じなくなった。

僕は展示しないフィギュアやグッズにを所有しても意味がないと思う、未開封保存否定派の人間なのでこの機にフィギュアを処分することにした。

そこで最近使っている中古品買い取りの「駿河屋」でフィギュアもできるだけお金に変えようと思った・・・が

ここで一つ問題に気づいた、僕は上述の通り１度展示すると箱を残さない事が多いので中古品市場としては価値が低い状態のアイテムを多く所有しているわけだ。

なので今回は箱があるグッズ、無いグッズ、それらを駿河屋とメルカリどちらで売れば得かを調べていきたい。

 

駿河屋で売る方がいい場合

僕は最近中古買取の「駿河屋」を使って、読み終わった漫画の新刊をサクっと売ったり昔収集したけど今はもうハマってない物を売っている。

駿河屋のイイところは何より買取価格が高価な事。近所にあるブックオフやゲオでゲームや漫画を売るよりずっと高く買い取ってくれるのだ。

そしてお店に行く必要が無く買取価格が3,000円以上いけば配送料を向こうが負担してくれるので大量に一括で物を売るのにも便利なのだ。

ではfigma、ねんどろいど、S.H.フィギュアーツ等を駿河屋で売るほうがお得なのはどんな状況だろうか？

箱が残っている

↑展示したグッズけど外箱残してた数少ない例

figma、ねんどろいど、S.H.フィギュアーツというグッズは箱が残っているなら駿河屋で売るほうが良いと思う。

その理由はメルカリと比べても買取価格にあまり差がないからだ。

もちろんすでに販売されてない商品等は駿河屋の買い取り価格とメルカリで取引された価格を見比べると基本メルカリのほうが高い。

しかし、買い取り手数料や配送料を差し引くと数百円しか変わらないことも意外と多い。

メルカリで売るより駿河屋で売るほうが得する例を一つ用意しました。

例えばこのFate/Zeroのfigma「衛宮切嗣」は駿河屋の買取価格が４，０００円ですがメルカリの今までの出品履歴を見ても４，８００～５，５００円です、しかもどれも未開封で取引された物です。

この情報から僕の持っているfigma「衛宮切嗣」を考えると、開封済みで1年以上展示もしていましたのでメルカリの未開封で出品されているものよりも値段を下げるべきですから・・・おそらく４，０００円程度に設定するでしょう。

・・と、なると駿河屋で何も気にせず買取してもらったほうが楽なわけですよ・・・しかも駿河屋なら値下げ交渉もされないですし欠品が無ければ減額もありませんし、４，０００円なので配送料も駿河屋負担ですから※配送料が６００円で買取手数料がかかるメルカリより高く売れてしまうわけです。

※figmaの箱の基本サイズは３辺６０ｃｍ以内ですが、厚さが７ｃｍなので１７５円のゆうパケットが使えず、６０サイズのゆうパック６００円になってしまう為。

以上のような状況が駿河屋で売るべき時ですね。

とは言え、もちろんすでにメルカリを駆使していて『数百円でも得しないとバカだろ？』と思うならメルカリを使うのがいいでしょう。

ですが僕が駿河屋を推奨する最も大きな理由はコレです。

それは『商品の状態がどこまで買取額に影響するか』である。

僕が双方のサイトでfigmaやねんどろいどの買取を見て気づいたですが、メルカリのほうが商品の状態について細かく見られるという事なんですよ。

実際メルカリの出品者は必ず「未開封です」とか「陽の当たらない場所で保存してました」だとか「非喫煙者です」やら「ペットは飼っていません」なんてことまで書いてある。

はっきりってめちゃくちゃ細かいです、つまりメルカリで高く売るなら美品か未開封が推奨されている。

そして駿河屋ですが、ぶっちゃけ僕が今まで様々なグッズを売った経験から言わせてもらうと

『箱、付属品の欠品無し、目立つ破損が無ければ基本査定額は下がらない』

・・・つまり、箱、付属品全部あるけど本体のフィギュアが紫外線焼けでほんのちょっと退色していたとしても駿河屋ではあまり査定額は変わらない、そもそも駿河屋は未開封という条件は査定額になんの影響もしないし。

例えばこのねんどろいど「レミリア・スカーレット」は素人見では状態は良さそうだが、実際には薄いピンクがかった帽子や衣服のパーツが若干黄色がかった退色劣化を起こしている。

だが駿河屋での買取査定では特に影響がでないだろう。

（あくまで僕の経験上の予測、あまりにも脱色してたら勿論ダメだろうけどね）

なのでグッズの状態によっては駿河屋を使ったほうが得する状況もあるということです。

何かこの情報って駿河屋で物を売りたい人には得な情報だけど、中古品を買いたい人に取っては嬉しくない情報な気がしてきた・・・ｗ

手間を掛けずまとめて売りたい

そしてコレが大きい。

たくさんのfigmaやねんどろいどをダンボールに入れて一括で送って終了。

メルカリで売ったほうが多少得できるグッズがあったとしても時間と手間を節約できるところは大きい、人はめんどくさいことに兎に角弱い！

もちろんすでにメルカリを駆使していて一個一個丁寧に高く売る工夫をすることに何のストレスもないなら問題ない話だが。

 

メルカリで売るほうがいい場合

メルカリの利点の一つは価格を自分で設定できるところだ。

しかし高すぎる価格設定をすれば他の出品者と比較されて売れないし、よほど備品か未開封品でない場合は他の出品者より低めに設定せざるを得ない場合もある。

つまり僕のように基本未開封保管をせず展示してしまう、箱の保存をしない・・・等の場合は高く売る事は難しいと言えるだろう。

（個数限定で出品されること自体が少ないレアグッズなら話は別かもしれないが）

箱なしはメルカリのほうが高く売れる？

↑付属品は揃ってるけど外箱が無いパターン

箱なしの状態でメルカリで高額で売るのは難しいだろう・・・と書いておいてなんだが、箱無しのfigmaやS.H.フィギュアーツ、ねんどろいど等を売るならぶっちゃけメルカリが良いと思う。

何故なら駿河屋でfigmaやねんどろいどを箱なしで査定に出してもかなり安く買い叩かれてしまうからだ。

もちろんメルカリでも箱なしで出品されている場合は安く設定されている事が多い、しかしメルカリであれば売り方の工夫で金額アップも狙えると思う。

例えば、同じアニメ作品のキャラクターのfigma、ねんどろいどを３個セットにして売る。

この時の価格設定は、駿河屋で１個１個箱なしで個別に売った時の価格よりは高くしつつもお得感を感じるような値段にすればそれなりに売れると思う。

これはカードゲーム、トレカ等の出品物をみても行われている方法だ。

例えばこの１９９７年に発売されたポケモンのカードダス（よく残ってたなｗ）は駿河屋で個別に値段を検索すると

「カメックス：４５０円」「リザードン：１，２００円」「フシギバナ：４５０円」の計２，１００円なのだが、これをメルカリで売るなら・・・

『ポケモンカードダス レア初代御三家！！』とか書いて３，０００円くらいで出品しても余裕で売れると思う。

なんの根拠だよって？だって実際にリザードンとフシギバナの2枚で３，５００円で売れてる売却済みの出品履歴があるもん・・・

このように駿河屋と違いメルカリでは自分で価格設定ができ、かつ複数組み合わせた商品の出品等ができるのでメルカリユーザーの購入意欲を刺激するような組み合わせと文面を書ければ物によっては駿河屋よりも得できることは多いはずだ。

 

まとめ

いろいろ書いたが、僕はまだメルカリを使っていない状態で出品記録などを見て憶測で書いている部分もあるので間違ったところもあると思う。

なので今後は僕自身がメルカリも使って実際にこれは損したこれは得したなどの情報をこの記事でアップデートしていこうと思う。

まぁなんにせよグッズの状態を見てどちらが得するかしっかり調べることが得するために必要なことなので「こっちは駿河屋」「こっちはメルカリ」なんて正解は無いかも知れないが・・・ｗ