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僕は友達が少ない 11/平坂読

僕は友達が少ない (11) (MF文庫J)

レーベル: MF文庫J
著者: 平坂読
イラスト: ブリキ
ページ数:263

リア充の時間の流れは速い。三年生に進級し、友達や恋人と過ごす充実した日々を駆け抜けて、卒業式の日に小鷹は思う。結局俺は物語の主人公のような劇的な青春は送れなかった。恋や友情や家族や夢といったありきたりで切実な問題は、勝手に成長したそれぞれが各自でなんとなく解決したり、解決しないまま時と共に乗り越えた。だからって、別れが寂しくない理由にはならない。劇的でないことが大切でない理由にはならない。この涙を止める理由にはならないのだ。
残念系青春ラブコメ、エピローグ。この「今」はきっと、いつまでも俺の心に残るだろう。


この作品には以下の成分が多く含まれております。

  • 残念系ヒロイン
  • 残念系主人公
  • ハーレム
  • 友情>恋愛
  • 賛否両論

この本を読み終える時間の目安:1時間半程度

りあじゅうは死ねーーーーーーーーーっ!!が一番印象的だったこの巻。10巻まで読んできた人が読むのには少し勇気がいるかもしれません。
僕の場合は積みに積んだラノベのせいで購入は発売日なのに半年もたってしまったのであんまり覚えていなかったせいもあって、すんなり読めました。

基本ネタバレはしない方向なので説明するのが難しいのですが、世間一般でラノベと言われている中では残念な感じになるのかもしれません。
この本がクソとかこの作品がクソとかそういうのではないのですが、今まで一つ一つのイベントが1冊になっていたのにこの巻で1年がまとまっております。
263ページで1年が語られている。そういった意味で少し残念だと感じました。

別の言い方をすると、寝る前に妄想をして出来上がった世界があり、最初は面白おかしく詳細に情景が語られてきたが、収集がつかなくなってきて少しづつ飽きてきて終わらせた。
さて、次の妄想へ~という印象です。自分でも結構ひどいこと書いているなと思いましたが、そう考えてしまうのはしかたのないことのようにも思えます。

ハーレム物は最後はだいたい一人に絞ってハッピーエンド。振られた人は新しい道を進んでいく。というのがお決まりでしたが、この本は新しい世界を見せてくれたような気がします。
それもあってレビューが真二つに割れている感じです。まぁ、それだけではなく話の進み方がこの間は特別あっさりし過ぎていたのもあっての不満もあるかもしれません。

僕はこの系統の終わり方を以前読んだことがあります。それは非常に残念でした。二回目もあって少しドライな感じで捉えられましたが、ブリキ先生が最後だから頑張ってくれたのかなと素直に思いました。

新しく出ている「妹さえいればいい」も読んでいます(1巻は読破済み。2巻と3巻は積んでいる状態)が、こういう終わり方になるのだけは勘弁です・・・
だいぶ頭のぶっ飛んだ内容なんですがね。そちらの方も読み終えたら書いていこうと思います。


 



この記事を書いた人

kiatu
kiatu
どうも、kiatuデス。

元『日本一の家電量販店』で責任者のようなことをしていた。

接客→営業→事務と職を転々としている1人のおっさん。

今は過去やったことの無いことに日々挑戦中。

 
【自己紹介】

生年月日:1984年8月15日
住まい:埼玉県
職歴:家電量販店員・大手通信キャリア法人営業・大手通信キャリア事務・大手製造メーカー購買事務

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