ヘッドホンのムレ防止に「mimimamo」使って半年経過したのでそろそろ感想を書こうと思います。
自分はプライベートでよく音楽を聴くのでヘッドホンをいくつか持っています。
仕事でも細かい音を聞く場面があるのでほとんど毎日ヘッドホンを使っているのですが、これまである問題をずっと抱え続けていました。
それは「耳がすぐムレてしまう」ことです。
多くのヘッドホンの耳のところは革素材で作られているので通気性が悪く、使い始めてしばらくするとすぐに耳が湿った感覚になります。
ヘッドホンは音が漏れないように耳と密着させる構造をとりますので、外部からの遮音性能を高めればそれだけ通気性が悪化するのです。
すると不快感とムレからくるかゆみで落ち着いて音楽を聴くことができなくなることもしばしばありました。
そんな状態で悩んでいたときにネットの広告で「mimimamo」というヘッドホンカバーを偶然発見。
カンタンに装着できて長時間に使用も快適というカバーということで、これは長年の悩みを解消できるアイテムなんじゃないかと思い購入、そして今日まで使用し続けています。
そろそろ使用開始してから半年ほど経つので自分なりの感想をまとめてみます。
「mimimamo」ってなに?
詳しい説明は公式サイト(外部サイトへ飛びます)をご覧いただくとして、早い話が「ヘッドホンにかぶせて快適な触り心地を実現する超薄いカバー」というものです。
私は耳を覆うタイプのヘッドホンを使っているので「Lサイズ」のグリーンを購入して使っています。
触ってみるとわかるんですが、とても薄くて伸縮性に優れた生地になっています。
これはテンセルという植物由来の極薄素材で作られているからだそうです。
⇒テンセルの詳しい説明を知りたい方はコチラへどうぞ。(外部サイトへ飛びます)
このテンセルという素材は水分の調整機能が優れていて、長時間ヘッドホンを装着した時に発生するムレを解消してくれます。
さらに繊維の表面が非常に滑らかなので肌への刺激も最小限に抑えることができ、痒みや違和感から解放してくれます。
つまり私のヘッドホンにおける悩み
- ムレの解消
- かゆみの解消
を同時に実現するのに最適な素材なわけです。
実際に使ってみて
さっそく愛用のヘッドホンに装着してみましょう。
今回はモニターヘッドホンとしてスタンダードな存在である「MDR-CD900ST」を使っていきます。
よく見るとわかるのですがイヤーパッドもかなりボロボロです。
購入してから一度も交換してないから当たり前ですね。(買ってから10年くらい経ちますか・・・)
ここまで来ると剥がれ落ちたパッドの革素材が手や耳にくっついてしまうので衛生的にもよろしくない状態です。
うーん、ひどいw
こんな状態でも上からカバーをかけてしまえば無問題。スポンジがあまりにも潰れてしまっているとかであればパッドごと交換すべきだと思いますが、上の写真くらいであれば許容範囲内です。
mimimamoは本当にかぶせるだけなので装着は誰でもカンタンです。
取り付け後はこんな感じです。
あんなにガビガビで汚い見た目だったのが滑らかな生地に包まれてとてもキレイな雰囲気になりました。
装着感はかなりいいです。
一見すると耳に当たる凹み部分が塞がっているので圧迫感があるんじゃないかと思うかもしれませんが、素材の伸縮性が高いので実際はほとんど気になりません。
音質に関しての評価は「明らかな音質低下は感じられない」といったところでしょうか。
今回のようなモニターヘッドホンの場合は作業内容によってはカバーをつけることで支障が起きる可能性も否定できませんが、少なくとも個人ユーザーが音楽を聴く程度の用途であれば何ら不都合なく使えるレベルです。
自分でもカバーありとなしで聴き比べしてみましたが、明確な違いを感じられませんでした。
つまり問題ナシということです。
ムレやかゆみは解消された?
はい、解消されました。
特に装着後30分くらい経過した時の違いは顕著です。
カバーなしの時だとすでにムレが発生して耳の裏あたりがかゆくなってしまうのですが、mimimamoを装着した状態だとカバーが体温でほんのりあったかくなっていますが、テンセル素材のおかげでムレを感じません。ムレがないのでかゆみも感じなくなりました。
さすがに1時間以上装着していると少し蒸れた感じを伴うこともありますが、それでもかゆみがひどくなってヘッドホンを装着できなくなるというレベルではなくなりました。十分聴き続けられる程度です。
カバーをつけていなかった頃はかゆみが我慢できず、ひどい時は耳をひっかいて血が出ていたりもしました。
でも今ではmimimamoのおかげでムレやかゆみとは無縁になりました。これはヘッドホン使用者としてはかなりありがたいことです。
ヘッドホンを使うにおいて音質が重要なのはよくわかります。
しかしそれと同じか、それ以上に「装着感」は重視すべきポイントだと私は考えます。
どんなに高音質なヘッドホンでも、装着して数十分したら耳が痛くなったり、ムレて不快になってしまうのであればそれはヘッドホンとして素晴らしいとは言えません。
クラシック音楽の組曲だって映画だって1時間以上のものがほとんどです。
つまり長時間の作品を快適に楽しむことができて初めて良いヘッドホンと呼べるのだと思います。
そうした意味で「mimimamo」はヘッドホンを使うユーザーにぜひとも試してもらいたいグッズですね。
この記事を書いた人
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こんにちは、samaconです。
主に【旅行・鉄道・料理・デジモノレビュー】中心に記事かいてます。
【生年月日】昭和の終わり
【在住地】田舎(千葉)
【これまで】大学卒業後サラリーマンとして電気屋へ就職。そこそこ楽しかったが休みがなさ過ぎて精神的に脂肪していたところで退職してフリー化。
【趣味嗜好】
・鉄道⇒最終的には全線完乗が目標。
・ギター⇒結婚式の余興レベルならなんとか。
・草野球⇒人足りなかったら喜んで行きます。
・デジモノ収集⇒最近はメルカリで断捨離しまくってます。持ってても仕方ないのでね……。
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