せっかくの休日ですから、楽しみませんか?

キミとは致命的なズレがある / 赤月カケヤ


キミとは致命的なズレがある (ガガガ文庫)

レーベル: ガガガ文庫
著者: 赤月カケヤ
イラスト: 晩杯あきら

真実は目に映る-?

海里克也は保健室で目を覚ました。なぜここにいるのか? 保健医の鏡司によると、階段で転んで気を失っていたらしい。
……覚えていない。十歳のとき、大きな事故で両親と記憶を失ってしまった克也には、ここ数年の記憶しかない。また記憶が消えてしまったのだろうか。
「見えないモノが見えてないか?」そんな司の問い掛けにドキリとする。
―自販機の陰から伸びる少女の姿態―突如現れ克也を責める不幸の手紙―少女の死の映像と命を狩る指の感触。
これは幻覚?それとも―?
第5回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。


 

この作品には以下の成分が多く含まれております。
・サスペンス
・猟奇
・サイコ

本を読み終える時間の目安:2時間前後

ぺたぺたぺたぺたテープを貼って、
とんとんとんとん釘を打って。
決して開くことのない過去の記憶。

どうか自分を見つけないでほしい。
どうか自分を思い出さないでほしい。

不幸になりたくないのなら――。

一般小説にもありそうな、映画にもなりそうな一冊。ほとんどの人がミステリーだと思って読み進めるうちに気がつくとサイコサスペンスになっていた。そう感じるだろう。
読者も主人公と共に「ズレ」を感じて行き結末を迎える。
犯罪者側の意見も見れるので最後まで楽しめる作品だと思います。

表紙に引き込まれる何かを感じるならば、是非読んでみることをお勧めする。

お試しあれ。


 

赤月カケヤ先生の作品

この記事を書いた人

kiatu
kiatu
どうも、kiatuデス。

元『日本一の家電量販店』で責任者のようなことをしていた。

接客→営業→事務と職を転々としている1人のおっさん。

今は過去やったことの無いことに日々挑戦中。

 
【自己紹介】

生年月日:1984年8月15日
住まい:埼玉県
職歴:家電量販店員・大手通信キャリア法人営業・大手通信キャリア事務・大手製造メーカー購買事務

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