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半分の月がのぼる空 3/ 橋本紡


半分の月がのぼる空 3 (文春文庫)

レーベル: 文春文庫
著者: 橋本紡
イラスト: 山本ケイジ

里香の主治医、イケメンにして天才心臓外科医の夏目吾郎。性格の悪さと奇妙な優しさで裕一は翻弄されどおしだが、その夏目の青春時代が明かされる。「病人って面倒くさそう」と嘯く、臨床ではなく研究志望の野心家が、地方病院でワガママな子供相手に格闘するようになった陰には、最愛の恋人にして妻、小夜子の存在があった。


この作品には以下の成分が多く含まれております。
・ノンフィクションのようなフィクション
・チボー家の人々
・山月記
・夏目吾郎の過去
・運命、未来は自分しだい

本の読み終わる目安:2時間

理不尽なことなんてどこにだってある。生きていれば何度も理不尽だと思わされる。
運命なんてものは既に決まっているのかもしれない。どんなに足掻いても未来は変えられないかもしれない。
それでも、世間も恥じも外聞も関係なく足掻いて足掻いて、それでも自分の思い通りにならないのなら否定し続けて更に足掻き続ける。
そのために僕らの両手はある。

人が幸せを感じるのはどういうときだろうか。立場も出世も関係なく好きな人と一緒にいられたらそれだけで幸せ。
自分の為ではなく、他人の為に行動しているときが一番力がでる。
大切な人が幸せならそれが一番の幸せ。

それをこの物語は教えてくれる。
次で最終巻。長いようで短かったこの物語も結末を迎える。

おかしいな。一度読んだことあるはずなのに。この気持ちはなんだろうか。


半分の月がのぼる空

この記事を書いた人

kiatu
kiatu
どうも、kiatuデス。

元『日本一の家電量販店』で責任者のようなことをしていた。

接客→営業→事務と職を転々としている1人のおっさん。

今は過去やったことの無いことに日々挑戦中。

 
【自己紹介】

生年月日:1984年8月15日
住まい:埼玉県
職歴:家電量販店員・大手通信キャリア法人営業・大手通信キャリア事務・大手製造メーカー購買事務

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