今がラストチャンス『 プリンター 』は今が買い時!
目次
プリンターはいつ買ったら良いのだろうか。
- 壊れた時?
- 新製品が出た時?
- 必要になった時?
- 衝動的に?
どれも購入意思を決定づけるものではないのでは?
ちょっと興味があったから、とある家電量販店のプリンターコーナーに足を踏み入れてひやかし程度に見ていると、自分のすぐ横まで販売員がニコニコしながらやってきた。
気になるところを質問すると、その販売員は水を得た魚のように饒舌に語りだす。
疑問を解消できればよかっただけなのに、雄弁にプリンターについて語るその口は15分閉じることはなかった・・・。
前置きが長くなりました。
どうも、kiatuデス。
以前別のブログサイトで書いた記事が更新が止まっているにもかかわらずアクセスがあったので書き直す事にしました。
以前書いたタイトルは”「聞かれても絶対答えてくれないプリンターの裏側」と選び方”というものです。
書いてから約3ヶ月がたった今の状況も踏まえて書いていきます。お付き合いください。
一番最後にオススメのプリンターメーカーとその理由を書きます。
中身に興味がない方は飛ばしましょう。
プリンターってどんなメーカーがあるの?
現在家電量販店で販売されているプリンターのメーカーはご存知だろうか。
- エプソン
- キヤノン(ヤは大きいのが正しい)
- ブラザー
- HP(ヒューレットパッカード)
一般的にはこの4社に該当します。
あくまでもインクジェットプリンターの話であってレーザープリンターだと別の会社もあるので、今回は家庭向けのインクジェットプリンターについてお話しします。
プリンターをもっている家庭のほうが恐らく持っていない数を上回るほど普及しているだろう。
使う場面は様々で、「年賀状」、「レポート印刷」、「地図の印刷」、「写真印刷」他多数。
学生からご年配まで使うプリンターは種類もかなり多い。
だからこそ選ぶのは一苦労ではないだろうか。
▼今家にあるプリンターを貴方はどうやって選びましたか?
販売員をやっていると大体理由は分かります。
- 友達に勧められた
- 値段が安かった
- 昔持っていたメーカーだから同じメーカーで選んだ
- 昔販売員に勧められて買った
- なんとなく聞いたことのあるメーカーを選んだ
- デザイン、置くスペースで選んだ
- 明確な理由があって選んだ
ざっと思い浮かぶのはこの程度だろうか。
さて、皆様が何時も利用している価格比較サイトの画像です。一度は見たことあるのではないでしょうか?
満足度ランキングに関しては使用した感想なんで正しいのでしょう。
しかし、「人気ランキング」と「注目度ランキング」は先ほどの選んだ理由に照らし合わせると、本当に正しいのでしょうか?
友達に勧められたA社→不安だから質問する→購入した→友達に勧めるの繰り返し。
こんなの操作されていたっておかしくないし、昔持っていたメーカーと同じだったり、
店員に「人気なモデルなんですよ」 なんて言われても本当にそうか分からない。
もしかすると店側の「ノルマ達成」のお手伝いさせられてるかも知れませんよ・・・・?
では、どうしたらよいのだろうか。
自分の利用用途を明確に把握し、自分にあったものを購入する。
これしかありません。
選べないなら店員オススメを黙って買っておけばいいと思います。
最後は自分の意思で買うのだから。納得したから買うですから・・・。
-
maid in ○○
「HP」にいたってはすぐ海外メーカーだと分かりますよね?
これだけ良く耳にするメーカーなのだからきっと『maid in Japan』なのだろうと思っていませんか。
では実際どこで作られているのかご紹介していきます。
- エプソン 上位モデル<インドネシア> 下位モデル<フィリピン>
- キヤノン 上位モデル<タイ> 下位モデル<ベトナム>
- ブラザー 上位モデル<中国> 下位モデル<中国>
- HP 上位モデル<タイ> 下位モデル<中国>
新機種が出た今も変わりませんね。
海外製だと問題なのか?いいえ?気持ちの問題ですので別に粗悪品が入っているわけでもありませんし、壊れる時は壊れるのです。
どこで調べるのかというと梱包箱の側面に英語で書いてます。
実は読まなくてもどこの国で作られたか調べる方法があります。
インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、中国。この5つの国の違いを箱を見ずに調べる方法とは、箱を触れば分かる。
本当に詳しい販売員は箱を触った感触だけで分かります。
安い国はダンボールも安っぽいのですよ。とても柔らかい。
この事実を知ったとき衝撃を受けました。割といい商品の梱包箱は硬い。
-
ランニングコスト表記の罠
プリンターのデモ機を見ていて目に付くのはランニングコストの表記のお話。
一枚あたり○○円!
やっぱ気になりますよね?プリンター=インクコストが掛かる。
そんなイメージありますよね。 実は昔に比べると大分インク代は安くなりました。
むしろ今買い替えようか考えている人は2~3年前にプリンターを買った人それよりも昔に購入という人なのだから、プリンター自体も馬鹿みたいに高かったでしょう。
昔のプリンターは本体で5万、インクも今よりずっと高いのが当たり前でした。現在では1万円を切ったプリンターがゴロゴロありますが、それでも高いという人がいるのですからメーカーはやってられないですね。
さて、話を戻しましょう。
「一枚あたり○○円」は全く当てにならない。
という話に。
これは、どういうことだろうか?
少し考えて欲しい。ヒントを貰えば誰でも気がつくカラクリです。
- 印刷した元絵は各メーカーで統一されいない
- 印刷に使った紙は各メーカーで統一されていない
これでピンときますよね。
割りと「一枚○○円」という表記を多用するのはキヤノンです。
この表記を見ると一見安く感じるようになる。更に他のメーカーにもあった場合絶対比較しますよね?
シーン1
客:A社は○○円。B社は○○円。A社のほうが安いから年賀状いっぱい刷るならA社にしようかなぁ。
この考え方は極めて意味が無い。
シーン2
客:A社の①の製品は○○円。②の商品は○○円。①の方が安いから年賀状いっぱい刷るなら①の商品にしようかなぁ。
この考え方は正しい。
メーカーによって元画像と印刷用紙を統一した際の比較なら間違いなくコスト比較になる。
更にはどの程度綺麗に印刷できるかも判断できます。
コピー用紙を買いに行ったことは無いだろうか。
500枚400円程度で売られているが、多くのメーカーが販売しており更に値段もバラバラだ。
どのメーカーが何の紙をいくらで購入した場合のコスト比較でなければ分かりません。
なので、結論あの表記は見方を知っていないと意味が無い。騙されてはいけない。
いや言い方が違う、思い込んではいけないのです。
▼小ネタ① 独立インクと一体型インクの違い
独立インクと一体型インクがあります。
独立インクは最近ではCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)だけではなくグレー、ライトシアン、ライトマゼンタ等種類が増えている。
写真印刷がメインであればこちらの方が断然綺麗に印刷できます。
だからこそエプソン、キヤノンが写真をする時に選ばれたり人気がある理由になります。
しっかりとした比較データがあれば、綺麗さは一目瞭然です。(ただし店側が用意していればの話ですが)
一体型インクはブラックとカラーの二つしかない。
カラーは(CMY)のみなので写真はそれほど綺麗に印刷できない。
カラー印刷自体はもちろんできる。最近はカラー印刷自体が出来ないと思い込んでいる人もいるみたいだが・・・
では、一体型インクのメリットはなんだろうか?
それは目詰まりしてもインクを交換するだけで解決することができること。
独立インクでは目詰まり解消キットなるものを購入してヘッドクリーニングしてダメなら修理という手間と費用が掛かるが一体型インクはそんな苦労も必要ありません。
新しいインクを購入し取り替えるだけで解決してしまいますから。
更に言うとインク代が安い。
中身の量が違うのではないか?と思うかもしれないがほぼほぼ変わらない。
そもそも各社メーカーは一個のインクがどれくらいの枚数印刷できるのか謳って い な い のだから。
あなたは自分が持っているプリンターのインク容量いくつ入っているかご存知ですか?
普通は知らないはずです。
知っているようで知らない話。
では、調べ方をお伝えします。
調べ方は
詰め替えインクで調べることが出来る。
『①商品対応。4回分』とか書いてあるでしょう?更に詳しい表記に容量も書いてあります。回数分で割ってください。
-
印刷枚数の秘密
枚数に関してはメーカーによっては表記があります。(HPとか)
例え話をします。
実例でHP社の「61番のBK」インクのPOPには190枚印刷できると表記してあります。「61番の黒XL」は480枚印刷できるとも。
紙はどんな種類でもいいでしょう(A4であることは間違いないのなら)
さて、どのくらいの文章を印刷したときの枚数なんでしょうか?
カラーも同じように表記されています。
一体、何を印刷した結果なんでしょうか・・・
※一体型はカラー全色無くなった時のインク計算になります。
全く均等に印刷できることってあるんでしょうか・・・・
普通一色なくなったから交換しないといけなくなる。それが一体型だと全とっかえ・・・これが意味することは。
答えは誰も知らない・・・(作った本人は知っていますが)
大体ですが、標準インク(ブラック)はA4(レポート程度の文章量)100枚~190枚くらいと覚えておけばいいでしょう。
増量版は大体2倍~2.5倍(種類によっては3.5倍)の量が入っています。
どうしても知りたい方は販売員に聞いてみてください。大体○○くらいですって教えてくれます。
▼小ネタ② プリンター付属のスキャナーとスキャナー機の違い
最近のプリンターはコピー機能が標準搭載していますよね。
とても便利になりました。
2~3年前のプリンターは上蓋を空け上から用紙を差し込むタイプが多くスキャナー機能はついていませんでした。
今では、どの機種もついていてもうスキャナー単体で購入する人なんてほとんどいないでしょう。
※自分は買いましたが。
ならスキャナー機がなくならないのは何故だろうか?
答えは簡単です。取り込める質が圧倒的に違うから。
貴方はプリンターでスキャンしたときのものが、コンビニや学校などで置いてある複合機(コピー機)と同じものとお考えだろうか?
実は全く違う。
業務用の複合機(コピー機)のスキャナー部分のセンサーはCCDイメージセンサといわれるものを使っている。
プリンターはどうかというとCISという方式だ。
どんなものなのか気になる方はウィキペディアへGO。
具体的にどんな違いがあるのでしょうか。
CCDを利用したものは「顔面印刷」が出来るといえば分かるだろうか。
複合機(コピー機に)顔を押し付けて印刷することだ。
※複合機にはデータ保存領域がありますのでそのようなことは絶対に止めましょう。
いつまでもデータとして残ります。プリクラも同じですよ?非常識なプリクラを取ったことのある人。安心してください。どっかの誰かが大切に保存してくれてます。ネット流失不可避。
更に噛み砕いて説明すると奥行きのある物体でも綺麗にデータに残すことが出来るということだ。
それに比べCISで同じことをしようとすると、浮いた部分が真っ黒になってしまう。
奥行きを表現できないのだ。
更に出力解像度はCCD1200dpi>CIS2400dpiとなる。比較画像を上げられれば早いのだが無いので仕方ない。
圧倒的にCCDの方が綺麗に読み込める為、仕事で使う場合は別途スキャナーを購入することをオススメする。
大体1万~2万の間で購入できる。
それに比べてスキャナー付きプリンターは3000円代で購入できるのだから当たり前だ。
同じ土俵に乗っていないのに比べるのすらおこがましい。
ただ読み込めれば良いならば、プリンターで全然問題ないだろう。
▼小ネタの小ネタ プリンターにCCD搭載のものは無いのだろうか?
実はあります。いや、あったが正しいですね。
最後に発売されたのは2011年にキヤノンより発売された MG8230 という機種。
新品79,799円。お高いですね・・・。
35mmフィルム対応の4800dpiCCDセンサーを搭載
35mm のネガ / ポジフィルムを読み込むことができます。
これだけで買う価値があるって言う人は大勢います。
今のプリンターについているスキャナーの性能に差は無い。
▼小ネタ③ キヤノンのファーストプリント160秒
キヤノンのプリンターは非常に人気(売れているという意味で)があります。
数も出ている。
持っている人もかなりいるでしょう。だからこそ不満に思われて口コミやレビューに書かれてしまう事は仕方のないこと。
キヤノンのプリンターはファーストプリントが圧倒的に遅い。
どういうことかを説明する前にファーストプリントの定義を説明します。
プリント開始指示がなされてから,1枚目の用紙の後端がトレイに排出される迄の時間.プリンタ能力だけでなく画像処理速度も含まれる
他のメーカーはどうかというと・・・
- エプソン EP-807A 18~19秒
- キヤノン MG7530 約160秒
1枚目は圧倒的にキヤノンは遅い。もちろん理由はある。
ヘッドクリーニングをしているから。
インクが固まると劣化してしまう為毎度掃除してくれているので時間が掛かってしまう。
2枚目からはそこまで遅くありません。
今の説明で「へぇー」としか思わなかった場合、販売員に簡単に騙されてしまいます。気をつけてください。
電源を入れなおすたびにヘッドクリーニングをしているということに疑問を持ちましょう。
キヤノンのインクの消費量が一番激しい理由はこの動作のせいです。
インクの減りが早いなーと何時も言っている人は無駄に電源ON/OFFしてませんか?
どのメーカーも少なからずここでインクを消費しています。
最近はえこエコECOとかいってすぐスリープモードに移行し画面が真っ暗になります。
真っ暗になっているから電源が落ちていると勘違いしてまた電源ボタンを押します。自分でシャットダウンしてしまったので、再度付け直します。ヘッドクリーニングを始めます。
これが原因です!
そんな馬鹿な!?と思うかも知れませんが、話を聞くと一番多いのです。便利になったがゆえの弊害だといえます。
ただでさえインク容量が昔より減ったのに自分で電源ON/OFFしてインク捨てて、すぐ無くなってインク買いに行くという負のスパイラル。
恐らくキヤノンが一番インクの減りは早いのは今後改善されるのでしょうか。
▼小ネタ④ 店員が勧めて来る紙が印刷できないブラザーのプリンター
この文言だけだったら完全に苦情ものです。(ブラザー嫌いじゃありません!むしろ使ってますから許してください!)
ピクトリコという用紙はご存知だろうか?
超有名の高品質用紙であることはご存知の方も多いはず。
購入したことある人も多いのではないでしょうか。
この紙の厚さは290μm(マイクロミリ)だ。
気になるブラザーのプリンターの対応は・・・・・・
260μmだ!(デデーン!)
ピクトリコに限った話ではない。
クリスピアだって使えないものもあります。(300μmあったりするし)
BI○カメラの店員が自信を持ってオススメしてくる写真用紙は265μmなので使えない。(店員によっては知識不足で勧めてきます)
何が言いたいかと言うと厚さはプリンターによって異なるので自分自身でしっかり確認しておこうということ。
店員任せにすると痛い目を見ることは間違いありません。
しかし、社員や販売員全員がプロフェッショナルではありません。
同じ病院にいても外科の先生に内科の内容質問しても仕方ないと思いませんか?
担当の人に聞ければそれが一番良いのですが、過酷な職場環境ゆえ人の出入りが激しく知識がついたら退職そして新人が担当という事もあります。
広い心で話を聞いてあげましょう。
因みにエプソンの人気機種のEP-807Aは前面給紙300μmで背面給紙は600μmまでいける。
現行機種だと最高レベルだ。神と言って良いほど。
厚めの高光沢紙で印刷したい方はエプソンをどうぞ。
更に言うとブラザーでも厚い紙を印刷できないわけではありません。
ただし、中のローラーがガバガバになって正常に給紙できなくなったりプリンターに負荷をかけることになるので寿命はマッハですが。
▼小ネタ⑤ 特殊なコピー用紙設定
ブラザーのDCP-J957Nシリーズはコピーの際に「L判 普通紙」という謎の設定が可能だ。
L判に普通紙なんて存在するのかどうかは自分の目で確かめて欲しい。
同じくコピー設定でキヤノンはA5用紙を設定できる。
A5は良く聞く言葉で普通できるんじゃないかと思うかもしれない。
だが、エプソンはできない。
印刷はもちろんパソコン設定で出来る。今話しているのはコピー設定の話。
嘘だと思うなら家電量販店にレッツゴー。
▼小ネタ⑥ 意味はあったのだ。
ちょっとイイトコ無しのように聞こえてくるキヤノンだがこんな話がある。
今のプリンターは『タッチパネル搭載モデル』が主流になっている。
メニュー画面を選択するところがスマホと同じように画面に直接タッチするタイプ。
上記の画像を見て欲しい。
最高機がMG7530で次がMG6730と続く。
説明文を見ても分かるように『タッチ機能』がないというのが分かる。
値段は店にもよるが3000円~4000円の差。
僕のバイトしているところでは2000円の差しかなかった。
プリンターは一度購入すれば3~4年、長い人は10年以上使う人もいる。
早々買い換えないことを考えれば3000~4000円くらいの差なら上位を買う人のほうが多い。
理由としてはいい部品を使っていたり作っている国も変わってきたりする場合もあるからだ。
今回対応したお客様はMG6730の指名買いだった。
当然上位の機種の説明や利便性を説明する。だが変わらなかった。
理由を聞くと目から鱗だった。
弱視の人だったのだ。
ボタンは触ればどこに何があるかなんとなく分かる。
タッチパネルは全く分からない。
だからボタン式を買うのだと。
多くのお客様は言う。
「なんでタッチパネル式があるのにボタン式を買う人なんているのか」と。
笑いながら言うのだ。
だから僕は高説明する。
「バリアフリーのプリンターなんですよ」
そんな話。意味が無い製品など無い。意味はあるのだ。
-
顧客が選ぶプリンターと販売員が選ぶプリンター
最初に書いたとおりプリンターの選び方は、
自分の利用用途を明確に把握し、自分にあったものを購入する。
ということだ。各社プリンターメーカーは共食いを避けるべく立ち位置を確立している。
- エプソン 6色インクで写真は一番綺麗。厚みのある紙も印刷できる。39cmの横幅で場所とらず。
- キヤノン 文字も写真も両方綺麗。文字は顔料、写真は5色。デザインもかっこいい。
- ブラザー インク代が安い。ビジネスモデル並みの印刷速度。紙が丸まりにくい。
- HP 世界1位のシェア。世界中で購入できるし修理も出来る。グローバルOS対応、インク代が安い。
一体型インクを使っているHPと一部のキヤノン製品(下位機種)はシングルインク(インク一種類のみ)で動く。
目詰まりした場合は取り替えるだけで直る。
各社メーカーにこれだけの明確な違いがある為、選ぶなら自分がプリンターに何を求めているかで選択は変わる。
- 写真をやるなら エプソン(上位機種)
- 文字と写真なら キヤノン(上位機種)
- インクコスト HP・ブラザー
- 印刷速度 ブラザー(DCP-J4220N)
- サイズ小さめ エプソン
- 厚紙印刷 エプソン(上位機種)
- 名刺サイズ印刷 キヤノン(ip 2700)
- 高級感 キヤノン(上位機種)
あくまでも客目線での話し。では、販売員が選ぶ機種はなんだろうか?良い機種はエプソン・キヤノンと皆が理解しています。
どちらかといえばエプソンよりが多いかもしれない。しかし、購入するかと言うとそうではない。
そこまで上位の機種を必要としているかと言うとほとんどの場合していない。
明確な利用目的が無い限りHPを選ぶことが多いという話だ。
理由は印刷とスキャンが出来れば安くて良いからだ。
そこまで大きくない為場所もとらず、インクコストが安い。文字が印刷できれば十分。そういう人が大半を占める為、あえてお金を出してまでエプソン・キヤノンを選ぶことは無い。
値段もかなり安い為、壊れたら買いなおせば良いという思考になるのもしかたなのない話。
- いつが買い時?今です(ガチ)
年賀状シーズンまで後半年となる。
実は各社メーカーは9月に新機種入れ替えとなる。(もう発売されてます)
新機種が出揃うと今の価格の倍はする。上位機種だと30,000円に届くかもしれない。
最初の画像の人気機種の価格を見て欲しい。
コレは9月に発売された商品の一覧。
やはり値段はかなり上がった(上位機種は15000円位値上がりしている)
現在は、価格競争が酷く利益がもう取れない状況。場合によっては前倒しなんてこともあるのか?
6月の価格は従来の7月~8月の価格に相当するくらい値崩れが酷い。
現在(9月末)でこの価格帯。最初に出した人気機種一覧は7月ごろのもの。
値段もほとんど変わっていない。
これ以上の値引き交渉は数百円単位だ。
だからこそ在庫のあるうちにプリンターの購入をオススメする。
9月過ぎて慌ててプリンターを買いに来る人は値段の高い新製品を購入する事になります。
- インクの消費期限は約半年
更に今購入するメリットは、インクの消費期限は開封後、約半年だ。
今購入しておけば年末まで約半年。ちょうど使い切るタイミングで予備のインクに移行できるので、年末インク商戦に巻き込まれずレジに長時間並ばされることも無くなる。
長蛇の列に並んだことありませんか?
なんで買っておかなかったんだろうって思いませんでしたか?
-
最後に ネットで購入すれば良い、ネットの価格を鵜呑みにすると損をする
大半の人が利用するだろう『価格.com』確かに安い。
そりゃ当たり前だ。安い価格順に表記している比較サイトであってお店じゃないのだから。
「価格.com対応してください」とか言っちゃうレベルのお客は大分少なくなったと思うが、まだいるのが現実。
家電量販店は大打撃だ。因果応報という人もいるだろう。個人商店を潰してきた元凶だ。
ネット社会に潰されてしまえと思っている人もいるでしょう。
価格.comのほぼ上位にamazonが食い込んでいるのだからamazonで買えば良くないですか?
正直、間違いない。僕はamazonの超優良顧客と自信を持っていえるくらい利用していますから・・・。
だが、家電量販店がそれを黙ってみていると思うだろうか?
そんなわけあるわけが無い。
生き残りに必死なのだから。
amazonのショーウィンドウにならぬよう必死で工夫している。
その結果が、告知しない超値引きだ。
ネットにも告知しない。売り場にも表記しない。
その店舗に足を運んできてくださったお客様でその商品に本当に興味があるであろうという方のみ売り場販売員がこっそり教える秘密の価格。
ネット最安値は6000円後半だ。
条件を満たさなくても4300円で購入できる。
当然人気機種だ。まぁ、人気機種とたびたび使ってきたが、要は売れている機種に該当する。
人気というのは作られているものだからね。ネット最安値に無条件で2000円以上安く購入できるというのは大きい。40%近く金額に差が出ている。
本当に欲しい商品は是非とも家電量販店に足を運んで欲しい。
是非店員に声を掛けて欲しい。
店員も人間だ。気分良く説明を聞いてもらえれば秘密の価格を漏らすかもしれない。それだけを目当てに行くのはおかしな話だが、お買い得は常に隠れている。
是非とも自分の目で確かめて欲しい。
この記事を書いた人
-
どうも、kiatuデス。
元『日本一の家電量販店』で責任者のようなことをしていた。
接客→営業→事務と職を転々としている1人のおっさん。
今は過去やったことの無いことに日々挑戦中。
【自己紹介】
生年月日:1984年8月15日
住まい:埼玉県
職歴:家電量販店員・大手通信キャリア法人営業・大手通信キャリア事務・大手製造メーカー購買事務
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